マクラーレンF1チームは、中国GP金曜FP2でのホイール装着ミスに関し審議された結果、スチュワードから罰金のペナルティを言い渡された。
FP2終盤、コースに送り出されたストフェル・バンドーンのマシンにホイールのひとつがきちんと装着されておらず、気付いたバンドーンがすぐにコース脇にマシンを止めた。
スチュワードはマクラーレンのピットストップの様子をビデオで見直し、チームの代表者から話を聞いた結果、ホイールが適切な状態でマシンに装着されておらず、マシンが危険な状態でコースに送り出されたと判断、これがレギュレーション違反に当たるという裁定を下した。
この違反にはグリッド降格ペナルティを与えることもできるが、今年に入って同様のミスを犯したハースとフェラーリには罰金が科されており、バンドーンも適切な対応をしたとして、マクラーレンへのペナルティも、グリッド降格ではなく罰金5000ユーロ(約66万円)に決定した。