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歌姫シャナイア・トゥエイン「ライム病」の闘病を告白

2018年04月13日 17:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ライム病との闘病を告白したシャナイア・トゥエイン(画像は『Shania Twain 2018年3月17日付Instagram「Thank you to @cmcaustralia for the Highest Selling International Album of The Year ARIA.」』のスクリーンショット)
2015年春、ライム病に罹患し「死を覚悟したほど」と公表してファンを驚かせた歌姫アヴリル・ラヴィーン。これは“極めて珍しい”病気ではない。数年前には故ヒュー・ヘフナーの若い未亡人がこの病を告白。そしてカントリー界で絶大な人気を誇ってきた歌姫シャナイア・トゥエインもこの病に倒れていたようだ。

現在52歳の歌姫シャナイア・トゥエイン。1997年の『カム・オン・オーヴァー』の爆発的ヒットで知られ、グラミー賞の受賞はなんと5回。北米で最高の人気を誇る女性シンガーのひとりで、昨年9月には15年ぶりのアルバム『Now(ナウ)』を発表していた。再び勢いに乗りたいシャナイアは来月からそのプロモーションをかねた北米ツアーに臨むが、『E!News』との独占インタビューでは「ライム病」との闘いについても触れたようだ。

「ライム病は人生に確実に大きな影響を与えるわ。しかも誰もがかかる危険がある病気よ。本当に静かにジワジワと邪悪なやり方で、実に多彩な症状が出てくる病気。私も体に甚大なダメージを負ったわ。それでも早く診断がついた私は幸運だったし、変性疾患に悩まされずに済んでいることだけは感謝しているの。まぁ、これくらいの年齢になると誰もが何らかの病気にかかったりするものなのよね。」

気になるのは、彼女にとっては命ともいえる“声”である。実は彼女の喉頭神経にもライム病は影響を及ぼしたといい、今の彼女は真剣かつ体を張っての発声練習を1時間半もかけて行う必要があるとのこと。「もはや体育の授業を受けている気分」だそうだ。それでもシャナイアは歌うことが大好きであり、自分の健康管理に気を配りながらコンサートツアーをとても楽しみにしている様子だ。

ちなみにコンサートの構成や内容について、シャナイアは「トップシークレットよ」といたずらっぽく笑うだけで多くを語らない。だがコンサートに来てくれたファンには“かつてみたこともないシャナイア”をみて欲しいとのこと。まだまだ最高にセクシーな歌姫であり続けたい、そんな気持ちでショーに臨むそうだ。

病原体を持つマダニに刺されて感染する病気である「ライム病」については、アヴリル・ラヴィーンが『Good Morning America』のインタビューで詳しく語っていた。2014年10月から5か月間、寝たきりの状態で死を覚悟したといい、「食欲がまったくない、呼吸も会話も苦しく、動くこともできなかった。虫に咬まれたくらいでこんなに大変なことになるとは思わなかった」などと説明している。頭痛、発熱、関節痛といったインフルエンザ様の症状ほか実に多彩な症状を呈し、複数の医師のもとを訪れるもうつ病、慢性疲労症候群などと言われるばかりでなかなか正しい診断が下らなかった。そんななかで本人があれこれと調べ、「自分はライム病なのではないか」と直感して専門的な検査を依頼したそうだ。完治に向け、治療は何年間も続くのが普通だという。

画像は『Shania Twain 2018年3月17日付Instagram「Thank you to @cmcaustralia for the Highest Selling International Album of The Year ARIA.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)