メルセデスF1チームのトップであるトト・ウォルフの頭の中には、定期的に目を配っているF1ドライバーのリストがあり、ルノーのカルロス・サインツJr.も名を連ねているようだ。
理論上、メルセデスには2019年も契約下にあるドライバーはいない。しかし、ルイス・ハミルトンが近々メルセデスとの契約を延長することは間違いないと見られている。一方で、バルテリ・ボッタスの運命は真夏になるまでは決まらない可能性が高い。
「ハミルトンには2030年までチームにいてほしい」とEl Mundo Deportivoはウォルフの言葉を引用した。
「しかし、F1ではあらゆることが起こり得る。フェラーリからチャンピオンになることを望まないドライバーが、ひとりでもいるとは思わない。現時点でルイスはこのチームにいるが、少なくとも2020年までは残ってほしいと思っている」とウォルフは付け加えた。
ウォルフはまた、彼の眼中にあるドライバーとしてメルセデスジュニアのエステバン・オコンについても言及し、彼のことをフォース・インディアの“小さな宝物”と呼んだ。
「私は彼のことを昔から知っているが、彼の毎年の成長は大変目覚ましいものだ」とウォルフ。
カルロス・サインツJr.はレッドブルとの現契約により、2018年はルノーへ貸し出されている。この契約によって移籍は阻まれるかもしれないが、いつの日かメルセデスへ移る可能性もあるかもしれない。
「もうひとりのの優れたドライバはーカルロス・サインツJr.だ。もしニコ・ヒュルケンベルグと肩を並べることができるようなら、すべてのチームが彼に興味を示すだろう」
「カルロスが我々のチームにいるところを見たかった。私は彼の父親に会うことさえしたが、彼らはレッドブルのプログラム下にいる。それでも我々は、良い関係を維持し続けていく」