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転職を考えたきっかけ1位「給与が低い」 25歳以下の4人に1人は「やりたい仕事ではなかった」

2018年04月13日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エン・ジャパンは4月12日、「退職のきっかけ」に関する調査結果を発表した。調査は今年2~3月にインターネットで実施し、同社運営の「エン転職」利用者8668人から回答を得た。

退職を考え始めたきっかけは、1位「給与が低かった」(39%)、2位「やりがい・達成感を感じない」(36%)、3位「企業の将来性に疑問を感じた」(35%)となった。

「仕事の手順だけ覚えさせられてやりがいがない」「日々ノルマ達成するだけ」

年代別に比較すると、25歳以下で「やりたい仕事ではなかった」(26%)が突出して高くなった。具体的には、

「作っているものが、何に使われてどのように活躍しているのか教えてもらえず。いきなり仕事の手順だけ覚えさせられてやりがいもなく、自分が成長できないと思った」(23歳男性)
「日々のノルマを達成させるだけの営業の仕事で、仕事に新鮮さや達成感がなくなり、転職しようと思いました」(25歳男性)

などの声が寄せられた。また男女別に見ると、女性は「体調を壊した」(23%、男性:16%)、「人間関係が悪かった」(31%、25%)、「給与が低かった」(41%、38%)の項目で男性を上回った。男性は「企業の将来性に疑問を感じた」(37%、女性:31%)の割合が高かった。

退職を伝える上で不安な点や気になる点を聞くと、上位3位は「次の職場が見つかるかどうか」(58%)、「次の職場で上手くいくかどうか」(43%)、「退職をいつ伝えるか」(39%)となった。

25歳以下は「退職をいつ伝えるか」(50%)、「退職理由をどのように伝えるか」(48%)、「強引な引き止めにあわないか」(24%)など"退職方法"に関する項目のポイントが高くなっている。男女別で比較すると、どの項目でも女性の方が転職への不安感を抱いていることが分かった。