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最も「信頼できる」メディアは?――1位テレビ、2位ネット、3位新聞という結果に

2018年04月13日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ジャストシステムは4月12日、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年3月度)の結果を発表した。「春」をきっかけとしたSNS利用の変化について聞いたところ、およそ3割の人が何らかの形で「SNSの利用を見直し」をしていると回答していた。(文:okei)

 

調査はインターネットで 2018年3月29日~4月3日に実施。15歳~69歳(均等数)の男女1100人の回答を分析した。

若者は男性の方がSNSのつながり整理する傾向

Facebook、Twitter、LINE、InstagramのいずれかのSNSを利用している人のうち、この春、「利用している SNSの一部を整理した(利用を停止した)」と回答した人は、全体で9.1%。年代別で割合が高いのは10代で、男性29.5%、女性は18.4%だった。

「つながっている個人アカウントを整理(解除、ブロック)した」のは10.2%で、これも男性の10代(27.3%)、20代(22%)の割合が高い。一方、女性は10代(26.5%)、20代(9.5%)で差が開いた。他の世代は9~5%台で、50~60代女性だけは1%台だった。

やはり、若い世代のほうがマメにSNS上のつながりを整理することが多いようだ。ちなみに「最も多く整理(解除やブロック)したSNS」のトップは「LINE」(47.3%)で、卒業がきっかけになると考えられる。その中で、女性より男性のほうが整理する傾向が強いことが分かり、興味深い。

「SNSそのものの利用をやめた」人も1%おり、全体で25.1%の人が、何らかの形でSNSの利用を見直していた。「つながっている企業アカウントを整理(解除、ブロック)した」(10.4%)、「つながっているタレントなどのアカウントを整理した」(7.8%)という結果もある。

若者の「テレビ離れ」はウソだった?

また、様々なメディアが多くのコンテンツを配信する中、「最も信頼できるコンテンツ」を配信していると思うメディアを聞くと、

1位:「テレビ」(22.2%)
2位:「インターネット」(21.5%)
3位:「新聞」(20.7%)

という結果だった。「あてはまるものはない」と答えた人も27.4%いた。

テレビを支持している層を細かく見ると、最も高いのは10代女性で46%とダントツ。女性は20~60代が全て20~25%と大きな違いは見られなかった。一方、男性でも10代(34%)が最も高く、50~60代(25%)、20代(19%)、30代(15%)、40代(13%)と続いた。どちらかというと、30~40代の支持が低い。

「若者のテレビ離れ」などと聞くことがあるが、まだまだテレビの影響力は大きいようだ。ただ、どれもわずかな差ではある。10代男子の14%は、最も信頼できると思うのが「SNS」だった。