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新上映企画『肌蹴る光線』第1弾作品は『凱里ブルース』、中原昌也ら登壇

2018年04月12日 20:21  CINRA.NET

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『肌蹴る光線 ―あたらしい映画― vol.1』メインビジュアル
上映企画『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』が5月12日に京都・誠光社、5月26日に東京・渋谷のアップリンクで開催される。

『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』は、上映機会の少ない傑作映画を発掘し、広めることを目的とした新上映シリーズ。洋邦や、制作年を問わない作品選定を目指し、今後は季節に1回のペースで、アップリンクを拠点に開催される。

第1回目の上映作品は1989年生まれの中国人映画監督、ビー・ガンによる長編処女作『凱里ブルース』。霧に包まれた小さな診療所に勤める医者の陳が、何者かに連れ去られてしまった甥や、同じ診療所で働く老婦人の過去の恋人を探すため旅に出るというあらすじだ。出演者のほとんどを監督の家族や親戚、友人が構成している。

ビー・ガンは同作で『金馬奨』の最優秀新人監督賞を最年少26歳で受賞したほか、フランス『ナント三大陸映画祭』ではホウ・シャオシェン以来の中国人としてのグランプリを獲得、『ロカルノ国際映画祭』では現代映画人部門で最優秀新人監督賞を受賞した。なお、ビー・ガンの新作『LONG DAY'S JOURNEY INTO NIGHT』は『第71回カンヌ国際映画祭』の「ある視点」部門に正式出品されることが決定している。

アップリンクでの上映後には中原昌也、富田克也、相澤虎之助を迎えるトークも開催。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。