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スコット・イーストウッド、『パシリム』第3弾への期待語る 「人間関係をひっくり返してほしい」

2018年04月12日 10:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 映画『パシフィック・リム:アップライジング』が4月13日に公開される。本作は、ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けた『パシフィック・リム』(2013)の続編。監督はスティーヴン・S・デナイトにバトンタッチし、前作から10年後の平穏を取り戻した地球が舞台となる。再び姿を現したKAIJUに立ち向かうべく、次世代パイロットたちがイェーガーに乗り、奮闘する。


参考:劇中もイケメン【写真】


 今回リアルサウンド映画部では、イェーガーのパイロットであるネイト・ランバート役を務めたスコット・イーストウッドにインタビュー。すでに話し合いがなされている第3弾への期待や、撮影の裏側などを聞いた。(取材・文・写真=阿部桜子)


ーー今回で2度目の来日ですね。本作で闘いの舞台となった東京ですが、劇中と実際に来てみて違いはあったでしょうか。


スコット・イーストウッド(以下、イーストウッド):清潔さだね! 大都市っていうのは大体、人の生活感とかゴミとかがあるのだけれど、日本は何か食べてもゴミを持ち帰って捨てるんだと聞いているよ。あと建築物1つ1つが美観をもって作られていた印象だね。


ーー子供の頃からゴジラ好きだと伺っています。怪獣映画は夢だったのでは?


イーストウッド:10歳の頃にゴジラを見て、ものすごく影響を受けたんだ。その熱は子供だった瞬間だけでなく、今までずっと続いてきた。だから、この作品に出演したことで、世界のどこかの10歳の子が、かつてのスコット少年のように熱い思いを抱いて、さらに将来映画監督になって新たな作品を生み出してくれたらうれしいなと思ってるよ。インスピレーションを与えられる作品に出られたのは素晴らしいことだね。


ーー実際に怪獣映画に出演して、さぞ興奮されたと思います。


イーストウッド:撮影中はコックピットの中にいるから、イェーガーとKAIJUが闘っている様子を見ることができなかったんだ。だから初めてスクリーンで観たときは、「やば~~~~い!!」ってなったよ(笑)。


ーーネイトはジョン・ボイエガ演じるジェイク・ペントコストとイェーガーを操縦しますよね。相性が重要になってくると思いますが、2人で何か役作りをされたのでしょうか?


イーストウッド:知らないかもしれないけど、僕はジョンと世界を救わなければいけなかったから、訓練を通して深い絆が生まれたよ(笑)。というのは冗談だけど、スタントやイェーガーの操縦シーンというのは、ダンスのように振り付けされているんだ。それのレッスンを受けなければならなかったから、たくさん一緒に時間を過ごして自然と仲良くなっていったよ。あと、カラオケも行ったね。


ーー素晴らしいアクションだったけに、役作りもハードだったのでは?


イーストウッド:確かに、体づくりや体力が必要で肉体的な役作りに励んだね。でも、苦労や大変さは見方によって変わるもので、初めから想定されていたから、しっかり準備をしてやりきろうと決めていたよ。


ーーすでに第3弾の話し合いがスタートしているそうですね。あなた自身に再登場の気持ちはありますか?


イーストウッド:もちろん出演したいよ! 第3弾では、今までの人間関係を、あえてひっくり返してほしいね(笑)。それからキャラクターを入れ替えたりもして、観客が予測もできないような変化を加えて、「え~!」と驚くものになることを願っているよ。