ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が、MotoGP第2戦アルゼンチンGPのMotoGPクラス決勝レースで転倒した際に負った右手首の手術を行ったと、同チームが公式ホームページで発表した。手術は成功したが、第3戦アメリカズGPへの参戦は今後の経過によるという。
ペドロサはアルゼンチンGPで1周目からトップ集団に加わっていた。しかし3番手を走行中、ヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)がインからオーバーテイクを仕掛けてきた際にウエットパッチに乗ってハイサイドを起こし、転倒。
この転倒によりリタイアとなったペドロサだが、直後には腕を気にするようなそぶりを見せていた。その後、CTスキャンにより右手首の骨折が確認されたという。
11日午後、ペドロサはスペイン・バルセロナの病院で負傷した右手首を手術。手術は成功し、48時間の経過観察後、問題なければ14日にもリハビリを開始する。ただ、4月20日に開幕する第3戦アメリカズGPへの参戦についてはその結果を見て判断ということになるようだ。