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リリー・アレン、セクハラ被害を告白「法的措置に向けて動いている」とも

2018年04月11日 10:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「言っとくけど、お金目当てじゃないから」(画像は『Lily 2018年2月14日付Instagram「HVD」』のスクリーンショット)
昨年からハリウッド映画業界を騒がせているセクハラ問題と「それを食い止めよう」という著名人らの運動が世界的関心を集めるなか、英国出身の人気歌姫リリー・アレン(32)も過去に被害を受けたことを告白。今後は泣き寝入りするつもりはなく、「法的措置を講じるべくすでに動いている」と公表した。

このほどリリー・アレンが人気ポッドキャスト『Unfiltered with James O’Brien』に登場。そこでハリウッドを騒がせたプロデューサーらによるセクハラ騒動に触れ、自身の経験についてこう振り返った。

「私だって、ハラスメント行為を受けたことがあるの。」

しかし「その詳細についてはポッドキャストで明かせない」というリリーは、理由をこのように述べている。

「話せないのは法的な理由のため。でも今は、“あること”に対処している段階なの。」
「でもおかしな話だと思う。多くの人がこういうこと(性的被害)について明かしたがるのは、何か得る物があるからだ…なんて思っているんだから。」

さらにリリーは「もうこの思いを抱えたままは嫌」と不快感を露わにし、激しい怒りを込めてこう続けた。

「こういう思いは消えないものよ。」
「でも突然、こんな思いになったの。あのバカ野郎の名前を出してやれるって。望みはお金じゃない。もしお金が望みなら、民事裁判所で訴えてやるもの。そして秘密保持契約書も突きつけてやるわ。」
「欲しいのはお金じゃないから。」

具体的に「誰がいつ何をしたのか」は伏せているリリーだが、このまま事が進めば大々的なニュースとしてハラスメント行為に走った犯罪者の名が明かされることだろう。なお先日、スティーヴン・スピルバーグ監督はこうして加害者の名を出すこと、そして社会的な制裁を受けさせようという動きが盛んになったことは「非常に良いこと」とも語っていた。

画像は『Lily 2018年2月14日付Instagram「HVD」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)