ブライダルジュエリー専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」を運営するニューアート・シーマは4月10日、「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を発表した。調査は今年3月にインターネットで実施し、20~39歳の未婚男女500人から回答を得た。
恋人を選ぶ際に気にするポイントを聞くと1位は「性格」(48.2%)で、以降「顔」(24.4%)、「趣味」(5.8%)、「年収」(5.4%)と続く。結婚相手を選ぶ際のポイントも1位は「性格」(51.6%)だが、2位が「年収」(11.4%)、3位が「顔」(9.8%)となっている。
結婚相手を選ぶ際のポイントを男女に見ると、1位「性格」は男女で変わらないものの、2位は女性が「年収」(16.8%)、男性は「顔」(13.2%)と違いが見られた。
「異動や転勤が結婚を考える機会になる」男性より女性で高い傾向
結婚に焦り出す年齢は、男女ともに「26~30歳」(男性27.6%、女性34.%)が最も多かった。2位は「31~35歳」(20.4%、22.8%)。3位は、女性は「21~25歳」(8.4%)だが、男性は「40歳以上」(8%)だった。女性の方が結婚を意識し始める年齢が早いようだ。
付き合う相手と結婚を考えるか否かについては、男性の3割以上は「考えたことはない」(32.8%)と回答している。同社は「付き合っているからと言って、必ずしも彼氏が結婚を考えているわけではない可能性がある」としている。
以降「毎回ではないが考えたこともある」(29.6%)、「わからない」(24%)、「毎回考える」(13.6%)と続く。一方、女性は「毎回ではないが考えたこともある」(32.8%)、「分からない」(25.2%)となり、「考えたことはない」(22%)は2割程度に留まった。
また春から異動や転勤の通知が出るこの時期、異動や転勤が結婚を考える機会になるかを聞くと、男性の47.2%、女性の68.4%が「なる」と回答している。同社は「結婚を視野に入れている男性は、新生活のタイミングでプロポーズを試みるのもアリかも」としている。
昔の恋人にもらったもの、使い続ける?捨てる? 「連絡先」を削除する人、多数
忘れられない恋人がいるかを聞くと、「いる」が27%。その恋人との思い出で捨てられなかったもので最も多かったのは「既成品のプレゼント」(40%)となった。この数値は「手作りのプレゼント」(22.2%)を大きく上回る。
しかし「手作りのプレゼント」が捨てられなかったと回答した人の割合は、男性で28.1%、女性で16.9.%と、男性の多さが際立った。
捨てたものの上位3つは上から順に「連絡先」(48.1%)、「写真」(44.4%)、「既成品のプレゼント」(38.5%)。「SNSの投稿」(31.1%)という人も3割を超えていた。