2018 AUTOBACS SUPER GT Round-1 / OKAYAMA GT 300km RACE
速さを見せながらも マシントラブルで無念のリタイヤ
Audi Team Hitotsuyamaは、2018年4月7日、8日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された SUPER GT開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」に出場しました。予選2位、決勝でも一時はトップを走るなど、速さを見せたAudi Team Hitotsuyamaでしたが、ドライバー交替後に駆動系トラブルが発生し無念のリタイヤ。悔しい結果となりました。
▱予選 2012年からAudi R8 LMSでGT300クラスに参戦するAudi Team Hitotsuyamaは、今シーズンもAudi Japan / Audi Sportとのパートナーシップで挑戦を続けます。マシンは引き続きAudi R8 LMSを使用。タイヤもダンロップを継続します。ドライバーは、チーム加入7年目となるリチャード・ライアン と新加入の富田竜一郎がコンビを組みます。
4月7日、冬に逆戻りしたかのような肌寒い天気に見舞われた岡山国際サーキットでは、予選に先がけて9時から公式練習が行われました。上位タイムで順調に周回を重ねていたHitotsuyama Audi R8 LMSでしたが、コース上で突如マシンがストップ。走行中に飛んできた“タイヤかす”がボンネットの端にあるエマージェンシー用キルスイッチを直撃し、マシンの電源がカットされるという珍事が発生したのでした。
ライアンからマシンを託され意気があがる富田でしたが、アウトラップのアトウッドカーブでABSトラブルによりブレーキをロックさせてコースアウト。幸いマシンをコースに戻すことができましたが、それから数周後、エンジンの駆動力がタイヤに伝わらなくなります。レース後、マシンをチェックすると左のドライブシャフトが破損しており、これが原因でHitotsuyama Audi R8 LMSは、リタイヤを余儀なくされました。