モナコ自動車クラブが今年のF1モナコGPでグリッドガールを復活させる見通しであると発表したが、ロシアGPの開催関係者も後に続こうとしていることが分かった。
F1はスポーツとしてのブランドと価値をより適切に示したいとして、今年、グランプリを彩るグリッドガールを廃止し、“グリッドキッズ”プログラムに置き換えることを決めた。しかしモナコとロシアは、この件については独自の考えを持っているようだ。
ロシアの副首相ドミトリー・コザクは、今年9月に行われるソチでのレースでグリッドガールを復活させることについて、ロシアGP開催委員会がリバティ・メディアと話し合いを行っていると述べた。
「我々のグリッドガールが一番美しい」とコザク副首相はInterfaxに語った。
「レースの場に子供たちを連れ出すのは間違っている。子供たちは機械のようなものを怖がるから、大人がやる必要がある」
「さまざまなモータースポーツで女性はクルマの宣伝をしているが、調和して見えるし美しいものだ」
「合意に達することができたら、この伝統を復活させるつもりだ。結局のところ、我が国の女性たちが最も美しい」