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『ブラックペアン』原作者・海堂尊が二宮和也を絶賛 「予想は遙かに超えていました」

2018年04月10日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月22日からスタートする日曜劇場『ブラックペアン』。原作となる『ブラックペアン 1988』の著者・海堂尊が撮影現場のスタジオを訪問し、コメントを寄せた。


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 同ドラマでは、舞台となる東城大学医学部付属病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプを巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮和也)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かっていく姿が描かれる。


 ドラマ撮影現場を訪問した原作者の海堂は、二宮や竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎らが一堂に会した手術シーンを見学した。スタジオに建てられた本物さながらの手術室セットや、出演者やスタッフの動きを熱心に見ていた海堂。医師でもある原作者の訪問に、出演者・スタッフが緊張する場面も見られたが、海堂は穏やかに頷きながら収録を見学。見学後には、「自作の映像化とは思えない部分もあり、ワクワクして拝見しました」と満足そうに述べた。また、渡海征司郎を演じる二宮について「リップサービスですが(笑)」と冗談で沸かせながらも「想像を超えている」と絶賛。その後、二宮らと固い握手を交わし、ドラマの成功を確信した様子でスタジオを後にした。


 二宮は「考えていたよりも穏やかに話をする方」と初対面の海堂の印象をコメント。海堂が「実際の手術室の緊迫感や臨場感も含めて素晴らしい作品になるだろうという予感がしています」と語る日曜劇場『ブラックペアン』は、4月22日21時からスタートする。


【原作・海堂尊コメント】


■撮影現場を見学した感想
原作は10年前の執筆時に、その20年前を描いた作品ですが、撮影を拝見していると、“物語が現代に甦った”という感じがしてワクワクしました。原作の舞台は1988年と、今から30年前なので、医療を取り巻く環境はかなり違う。でも医療の本質は変わらない部分も多い。そういう部分もすべてひっくるめて、新たな傑作を生み出していただけそうだ、という気持ちがしています。


■ドラマのどんな部分が面白そうだと感じたか
渡海と高階の手術室での対決シーンが、今後も軸になると思います。今日拝見した2話が前半のひとつの山場でしょう。手術シーンの緊迫感や臨場感も含め、素晴らしい作品になるという予感が、確信に変わりました。


■渡海を演じる二宮の印象
一流の外科医というのは危機的な状況に直面しても、どこか肩の力が抜けたような、余裕を漂わせているものです。渡海を演じる二宮さんにはそうした感じがよく出ていて(たぶん地じゃないかと思える部分もありましたが・笑)、素晴らしい外科医像を作り出してくださると思います。とにかく、予想は遙かに超えていました。もちろん多少のリップサービスはありますけど(笑)。


(リアルサウンド編集部)