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S耐:ル・ボーセモータースポーツ、富士24時間で石浦&平手を起用へ

2018年04月10日 01:21  AUTOSPORT web

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DENSO Le Beausset RC350
スーパー耐久ST-3クラスにDENSO Le Beausset RC350で参戦するル・ボーセモータースポーツは4月10日、今季第3戦として5月31日~6月3日に開催されるピレリ・スーパー耐久シリーズ第3戦富士24時間で、石浦宏明と平手晃平というふたりを起用すると発表した。

 2018年はスーパー耐久でDENSO Le Beausset RC350を走らせるル・ボーセモータースポーツは、レギュラードライバーとして嵯峨宏紀/山下健太/宮田莉朋という強力な3人を起用。第1戦鈴鹿では3位表彰台を獲得していた。

 ただ、第3戦富士は初めての24時間レース。ル・ボーセモータースポーツでは「マシンの性能や耐久性、そしてチームの戦略やピットワークなどの総合力を結集しなくては勝利に近づきません。そのなかでも、経験豊富なふたりを迎えることが大きな力となり、チームを勝利へ導くものと確信しています」として、説明不要のトップドライバーふたりを起用することになった。

「日本でひさしぶりに開催される24時間レースに、若い頃からお世話になってきたル・ボーセモータースポーツから参戦する機会をいただき、大変光栄に思っています」と語るのは石浦。

「24時間レースでは、夜間走行やチームワークや作戦など独特の難しさがあると思います。2011年~2015年までニュルブルクリンク24時間レースに参戦してきた経験を活かしながら、チームの歯車のひとつとして少しでも役に立てるように全力で頑張りたいと思います」

 また、過去には別チームながら同じレクサスRC350で参戦した経験をもつ平手は「ル・ボーセモータースポーツから富士24時間レースに参戦する機会をいただき、本当に嬉しく思っています」と語る。

「ル・ボーセとは僕が四輪にデビューした2002年からライバルチームとして戦ってきて、2015年にもこのシリーズに参戦したときは同じクラスのライバルチームとして戦いました。僕のなかでは常にライバルチームとして存在していたチームとこうしてレースができるのは新鮮で、ドライバーやチーム力的には申し分ない状態で自身初となる24時間レースに参戦できるのですごく楽しみです」

「勝てば富士4連勝! 持てる力を出し切り、少しでもチームに貢献できるよう努めたいと思いますので応援よろしくお願いします」

 これでDENSO Le Beausset RC350の富士でのラインアップは、嵯峨/山下/宮田/石浦/平手という5人に。チームは富士ではこれまで三連覇を飾っているが、強力な助っ人の加入で平手の言うとおり、4連覇に近づきそうだ。