MotoGP第2戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスの決勝レースで表彰台を獲得したカル・クラッチロー、ヨハン・ザルコ、アレックス・リンスが決勝の戦いを振り返った。
■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(決勝1位)
「勝つことは間違いなくいいことだが、予想はしていなかったんだ。この週末、マルク(・マルケス)と争って1位か2位になると思っていたけど、勝つことができた」
「バトルに不安もなく、リスクも負わなかった。フロントタイヤがソフトすぎることはレースのスタート時点で分かっていたが、その問題もなかった」
「チームは開幕2戦ですばらしい仕事をしてくれた。今週末はどのコースでも勝つことができたと思うよ。次のオースティンでもトップ5が目標だ」
■ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3(決勝2位)
「難しいレースだった。スタートディレイは全てのライダーにとっていい判断だったと思う。ジャック(・ミラー)は最初からスリックを選んだ」
「序盤はラインの選択肢がそれほど多くなかった。ダニ(・ペドロサ)の後ろについてパスしたが、少しワイドになってしまい、彼が転倒したことは残念だった」
「今日はとても難しいレースで、クラッシュしかけた。カルとのバトルではミスをしたくなかった。彼は勝利に値する走りをしていた。今日は2位となることができてとてもハッピーだよ」
■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(決勝3位)
「MotoGP初表彰台を獲得できてとてもうれしい。開幕戦カタールのレースではミスして転倒してしまったが、トップ5に入る自信があった」
「今日はラインを外すとウエットパッチも多くて難しい路面コンディションだった。レース中盤にはミスもしたが、勝利と表彰台のために、自分自身に落ち着いてと言い聞かせた。とにかく今日の結果には満足しているよ」