トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがF1バーレーンGPで4位を獲得した。このリザルトは彼にとってF1でのここまでのベストリザルトであると同時に、ホンダにとっても2015年のF1復帰以来の最高位にあたる。
ガスリーは予選で6番手を獲得し、ルイス・ハミルトンのグリッド降格により5番グリッドへ。そこからミスなくレースを走り、フェラーリとメルセデスに次ぐ4位でフィニッシュした。
「予選で6番手、決勝で4位だなんて、信じられない。今晩ベッドにもぐって一日を思い返してみるよ。そうしたら実感が湧いてくるかもしれない」とガスリー。
「とにかくチームと一緒にお祝いしたい。バーレーンでお祝いできる場所、どこかないかな。なんとか見つけよう」
「ルノーやマクラーレンと戦うことになるだろうと考えていた。ハースがストレートで速いのも知っていた。でも4位でフィニッシュするとは思いもしなかったよ。前でリタイアが出たのは少しラッキーだったけど、マシン自体が素晴らしくて、ペースがすごくよかった」
「今日、グリッドで(バルテリ・)ボッタスや(ダニエル・)リカルドの近くに並んだ。最高の気分だったよ。すごい経験だった」
ペースもよく、順調に見えたガスリーのレースだが、序盤にブレーキのトラブルに見舞われていたという
「10周か11周くらいすると、ブレーキに問題が起きた。ターン11でブレーキを失い、ペースががくっと落ちた。1.5秒くらい失ったと思う。『何が起きているんだ?』と(チームに)聞いていたら、すぐに症状が消えた」
「あれは怖かったけれど、その後はすべてが完璧にうまくいった。戦略はとてもよかったし、マシンは速かった。すごくいいラップを走れたし、最高の気分だった」
「今週末、僕らが一歩前進したのは間違いない。他のレースでも速いかどうかは分からないけど、今日はチーム、ホンダ、僕にとって素晴らしい一日だったのだから、とりあえず今はこの時を楽しみたい」