婚活という勝負の場でやらかしてしまった40歳女性がいる。先日のガールズちゃんねる「婚活で晒した醜態」のトピ主だ。その日、イケメンと出会って猛アタックをかけていたところ、着ていた白いワンピースに生理の血が滲んでいることをその人から指摘されたのだとか。
「死にたくなりました。なんか他の女性から後ろ指を指されてると思ったら…ここまでひどくなくても、醜態晒した経験あったら教えてください。慰めになります」
あぁもう最悪。やっちまった感が凄いこの流血事件だが、このトピックを立ち上げたことでさらなる悲劇が彼女を襲う。同じように婚活で何かやらかしてしまった人のエピソードを募集して自分を救おうとしたにもかかわらず、集まったコメントには、トピ主非難の声が多かったのだ。(文:みゆくらけん)
「いくら美人なアラフォーでもきつい」「せめて淡いブルーとかのほうが」
非難の対象となったのは、白いワンピースを着ていたという事実。トピ主は「気合いを入れて」わざわざ選んで着ていったのだが、世間の一部では「アラフォー女性の白いワンピース」はイタイという声があるようだ。ましてや婚活という「男性の目にいかに魅力的に映るか」という場面でそれを選ぶことに「いい根性してますね」的な、ちょっとイジワルな見方もあるように感じられる。
「40にもなって身の程知らずに白ワンピースでイケメンにがっつく女…」「いくら美人なアラフォーでもキツい」「せめて淡いブルーとかのほうが‥」
「同い年の私から見てとてもイタイ」と、40歳女性からの声もあった。あまりの叩かれぶりに「みんな言い過ぎ」「可哀想すぎる」という同情コメントもちらほら見られる。
白ワンピだっていいし、婚活の場で堂々とイケメンにアタックする積極性を讃えたい
しかし、なぜこんなにも白いワンピースは若い女性の特権とされる向きがあるのだろうか。「白のトップスと白のワンピースじゃ全くの別物」という声もあったが、おそらく白いワンピースには"少女性"が強いイメージがあるのだろう。夏の暑い日差しの下、コットンリネンの白いフレアワンピを着た10代女性が自転車でサッと通り抜けて行く光景、のような。または20代前半の独身女子アナ風ゆるふわ女子が爽やかに着こなす白ワンピ、のような。
果ては花嫁の純白ドレスにも通ずるイメージすら無意識下にあるのかもしれない。ざっくりいえばそれは処女性だ。そう考えると、なるほど白いワンピースが叩かれている理由が納得できないでもない。
しかし、「別によくない?似合うか似合わないかは顔とかその人の雰囲気による」というコメントに筆者も同感だ。10代女性しか似合わないようなコットンフレア系やフリフリタイプのものはさすがに「ナシ」だとしても、白ワンピは他にも色々あるのだ。
生理が近いとわかっていてわざわざリスクの高い白を着て行くのはどうかと思うが、不順気味な人だったのかもしれない。また、「40歳でイケメンに猛アタック」という部分に引くというコメントもチラホラあったが、婚活という場面で受け身でいてどうするのか。個人的には、イケメンに堂々向かえるチャレンジ精神を讃えたい!と感じた。