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『花のち晴れ』平野紫耀、先輩・松本潤からのアドバイス明かす 花男ファン歓喜な作品に?

2018年04月08日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月17日からTBS系列で放送がスタートする火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』の特別試写会が7日、東京・恵比寿ガーデンルームで開催。杉咲花、平野紫耀(King & Prince)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえ、今田美桜、鈴木仁、中田圭祐の主要キャスト8名が劇中の制服を着て舞台挨拶に登壇した。


参考:『花のち晴れ』特別試写会【写真ほか】


 本作は、累計発行部数6,100万部を突破した神尾葉子の大ヒットコミック『花より男子』の新章。2005年にドラマ化され、のちに映画化もされるなど社会現象を巻き起こした同作の10年後の世界を舞台に、新世代のキャラクターたちが繰り広げる青春ラブストーリーだ。
 
 この日イベントが行われた恵比寿ガーデンルームがある恵比寿ガーデンプレイスといえば、『花より男子』の劇中で松本潤(嵐)演じる道明寺司と井上真央演じる牧野つくしが待ち合わせをする場面で登場し“花男ファン”の聖地のひとつとしても知られている。そんな大ヒットドラマの世界観を引き継ぐことに、主人公・江戸川音を演じる杉咲は「鳥肌が立ちました」と、出演が決まったときの心情を振り返る。


 彼女が演じる音は、父親の会社の倒産によって窮地に追い込まれるも、婚約者・馳天馬(中川大志)との約束に従って英徳学園に“隠れ庶民”として通う役どころ。原作の音の雰囲気に合わせて、髪を30cmもカットした杉咲は「こんなに短いのは初めて。生まれて伸びてくるときだけですね」と語り、会場からは大きな笑いが巻き起こった。


 一方で、平野が演じる神楽木晴は道明寺に憧れて“C5”を結成し英徳学園のリーダーになるが、実はメンタルが弱いヘタレ男子というギャップの持ち主。この役に臨むにあたり、事務所の先輩でもある道明寺こと松本から「気取らずにカッコつけずやったらいいよ」とアドバイスをもらったことを明かした。


 そんな中、中川がお気に入りのシーンとして第1話のクライマックスで襲われそうになる音を晴が助けに行くシーンを挙げ「晴の戦いっぷりが、かわいらしさとダサさと一生懸命さがあってすばらしい」と絶賛。まさに松本のアドバイス通りに晴を演じた平野は「腕に何回も噛みついたので申し訳ないなと思っていたんですけど、最終的には僕がアマガミが上手いという話になって、“アマガミ王子”と呼ばれました」と笑いを誘った。


 また本作のイメージソングとして『花より男子2(リターンズ)』以来11年ぶりに“花男”とコラボレーションを果たす宇多田ヒカルが歌う楽曲が登場。「音と晴と天馬の三角関係の切なさが表現されていてグッときた」と語る杉咲は、「まさかあのシーンで流れるなんて驚きました」と“花男”ファンが歓喜すること間違いなしのシーンで曲が流れることを明かす。


 そのシーンについて平野と中川も「モニターを観て感動して震えあがりました」と口を揃えるように、“花男”ファンの心をしっかりと掴む“花晴れ”。またしても大ブームを巻き起こしてくれることだろう。(取材・文・写真=久保田和馬