2018年F1バーレーンGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手、ブレンドン・ハートレーは11番手だった。予選4番手のルイス・ハミルトンがギヤボックス交換により5グリッド降格になるため、ガスリーは5番グリッドから決勝をスタートする予定。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
テクニカルディレクター ジェームズ・キー
開幕戦オーストラリアの後、シャシーのセットアップと新しい空力パッケージの開発に懸命に取り組み、バーレーンに臨んだ。どちらに関してもうまく機能しており、期待していたようなパフォーマンス向上をもたらしてくれたようだ。
金曜に(新しい)エアロパッケージとシャシーセットアップをピエールのマシンで試し、貴重なデータとフィードバックを得られたので、今日、ブレンドンのマシンにも同じアプローチを適用した。その結果、同様にポジティブな効果が得られた。
開幕戦の後、うまく軌道修正し、望む位置に近づけたのでうれしく思っている。今後進歩していくための基礎をさらに固めることができた。
初のQ3進出を達成したピエールにおめでとうと言いたい。彼は今日、素晴らしい仕事をした。今週末、初日からずっとマシンに満足しており、それが今夜の強力なパフォーマンスにつながった。
ライバルたちとの差は小さく、非常にタイトな戦いとなっている。それだけに彼が今日、クリーンなラップを何周か走れたことは素晴らしいことだった。
ブレンドンもいいパフォーマンスを発揮した。0.1秒以下の差でQ3進出を逃したのは残念だった。Q2では新品タイヤでは1回のランしか行えず、ほんの少しだけタイムが足りずに、Q2を通過できなかった。だが今日彼が果たした進歩は見事なものだった。
2台とも明日の決勝はいいポジションからスタートすることができる。