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ヨシダナギの世界へ。体験型アート展を開催

2018年04月08日 00:02  オズモール

オズモール

写真
◆渋谷にて開催。旅の体験型アート展「Sing-Sing!」で少数民族の世界へ

左から『トゥアレグ族』、『エナウェネ・ナウェ族』(撮影/ヨシダナギ)
少数民族の撮影で知られる女性写真家ヨシダナギと、映像と光を駆使した演出を手掛けるクリエイティブ集団・NAKED(ネイキッド)が初コラボ! 2018年4月19日(木)から5月13日(日)、西武渋谷店で体験型アート展「Sing-Sing!(シンシン)」が開催される。民族楽器の音色と映像に包まれるインスタレーションや、これまで45カ国200民族以上を取材してきた風景写真の展示も。ヨシダナギの旅を追体験し、世界を旅する気分を味わえる。


◆ヨシダナギ×NAKED初コラボ!世界の部族と歌い踊る、旅の体験型イベント

ヨシダナギ
「Sing!-Sing!」とはパプアニューギニアの言葉で、戦いの前に士気を高めるため歌い、踊る儀式のことで、現在は部族のお祝い事として行われるそう。イベントのメインエリアには、来場者自ら「Sing-Sing!」を作り上げる体験型のインスタレーションが登場する。会場には民族楽器が置かれており、それぞれの楽器を鳴らすことで民族をモチーフにした色で空間が染まったり、由来する文様やその地域にすむ生き物が現れたり。ヨシダナギが見てきた現地の風景や部族、モノに音とともに包まれ、世界の部族たちの勇ましく華麗な儀式に参加しているような非日常体験を楽しめる。また鳴らす楽器の音に合わせてベースに流れる音楽も変化するため、その空間にいる人たちのアクションでそのときだけのシーンができあがるのも魅力的。



『マッドマン』(撮影/ヨシダナギ)
さらに、45カ国200民族以上を取材してきた数多くの写真展示も。独学で写真を学び、23歳のときに単身アフリカへ渡り、民族と同じ格好になって撮影してきたことで知られるヨシダナギだからこそ映し出すことのできた、少数民族の姿や唯一無二の色彩に心奪われるはず。展示ゾーンの「旅」エリアでは撮影中に出会った風景や人々が紹介され、「ヒミツの部屋」エリアでは、合わせ鏡で現れる不思議な世界を体験。「ヨシダナギさんのこれまでの旅の話や、世界中の部族との出会いを通して生まれた作品を見て、さまざまなインスピレーションが湧きました。“旅”や“体験”そのものを再構築し表現するという新しい試みを、どうぞお楽しみください」(NAKED広報櫻井さん)。ヨシダナギとNAKEDのコラボレーションだからこそ実現した、非日常の世界を満喫できる。



光の柱イメージ
会場がある西武渋谷店のエントランスには、NAKEDが演出する「光の柱」が会期に合わせて登場。「Sing-Sing!」の展示内容と連動した演出になっており、鮮やかな色彩と民族の写真のコラボレーションで表現される世界観に惹き込まれるはず。展示会場までの冒険の玄関口として彩られる。
また、ヨシダ ナギBEST写真集「HEROES」発売を記念して、隣の館である西武渋谷店B館8階で入場料無料の写真展の同時開催も。「Sing-Sing!」とあわせて立ち寄ってみて。