2018年のMotoGP第2戦がアルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開幕。初日を終えたLCRホンダ・イデミツの中上貴晶は総合20番手で終えるも、手応えを感じているという。
最高峰クラスでテルマスを走るのは初となる中上。フリー走行1回目はトップから約1秒遅れの1分41秒449で18番手。フリー走行2回目は序盤で小雨が降るもベストタイムを更新し、1分41秒357で総合20番手で初日を終えた。
セッション中、中上はトップ10圏内に入るも、ルーキー勢のトップはモンスター・ヤマハ・テック3のハフィス・シャーリンに奪われた。しかし、中上は初日の結果には手応えを感じているようだ。
「今日は、順位こそあまりいい位置につけることができませんでしたが、手応えのいい初日になりました」と中上。
「セッション中はトップ10に近い場所で走ることもできて、できればもう少し上位で終えたかったのですが、いい経験になりました」
「セッション終盤には多くの選手がタイムアップを狙ってニュータイヤで出て行ったのですが、僕はユーズドタイヤでの走行に徹しました。やるべきことはまだたくさんありますが、いい一日でした」
予選日に向けては「この調子で、明日はさらにタイムアップを狙い、もっと前進できるようにがんばります」と意気込みを語っている。
4月8日(日)に決勝レースが行われるMotoGP第2戦アルゼンチンGP。MotoGPクラスの予選は、15時10分(日本時間3時10分)開始予定だ。