2018 AUTOBACS SUPER GT Report OKAYAMA GT 300km RACE
第1戦 岡山国際サーキット
ZENT CERUMO LC500 #38 立川祐路/石浦宏明
◆4月7日(土) QUALIFY 公式予選総合結果 10位(1分18秒877)
4月7日(土)、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、2018年のSUPER GTが開幕した。2017年は富士戦で勝利を収めながらも、最終的にはタイトルに手が届かず、悔しい思いをしたLEXUS TEAM ZENT CERUMOにとって、2018年は捲土重来の年としたい一年。チームは12月からさまざまなテストで開幕に向けた準備を進めてきたが、いよいよこの日が本番だ。
今季LEXUS TEAM ZENT CERUMOは、立川祐路/石浦宏明というコンビはそのままに、浜島裕英監督、村田卓児エンジニアといった主要メンバーも堅持。2017年のパッケージから大きな変更はないが、それは裏返せば信頼のあらわれ。カラーリングはZENTのコーポレートカラーであるレッドを主体に、“流れ”を意識したものを採用。新たなカラーリングをまとったZENT CERUMO LC500は、開幕からその“流れ”に乗っていきたいところだ。
LEXUS TEAM ZENT CERUMOはこの公式練習でメニューをこなしていくが、しばしば陽も射すものの風が強く、気温・路面温度ともにまったく上がっていかない。むしろ早朝の方が暖かかったのではないか……と思えるほどだ。チームは3月にこのコースで使った公式テストで、開幕戦に向けたタイヤを選定していたが、路面温度が低すぎ、思うようにグリップを発揮しない状態となってしまった。