スーパーGT第1戦岡山、GT300クラスのポールポジションはマネパ ランボルギーニGT3の平峰一貴とマルコ・マッペリが獲得した。マッペリはSUPER GT初参戦でのQ2登場、そしてポール奪取を決めている。ふたりが喜びと明日への決意を語った。
マネパ ランボルギーニGT3
平峰一貴
「Q1では、他の選手もタイミング的にそうだったかもしれませんけど、なかなか思うようなアタックはできませんでしたね。そういうなかでもQ1を突破できてよかったです。Q2に進めば、マルコ選手が必ずいい走りをしてくれると思っていましたから」
「今年は(第1ドライバーということになり)とても大きな責任を感じています。やることも多いですし、それにマルコさんとはつねに英語でしゃべらなければならない」
「マルコさんはまだ日本に慣れていないですから、まず彼とのコミュケーションをしっかりとることが僕の役目だと思っています。今はジムや温泉に行く時もいつも一緒です(笑)」
「セットアップに関しては、マルコさんはウラカンができた時からこのクルマをすごく経験してきている選手なので、そのフィーリングも聞きながら進めています」
「僕たちはここまで来るのにヨコハマさんと密にタイヤ開発をさせてもらってきました。すごく感謝していますし、その効果は大きいです。チームも素晴らしいクルマをつくってくれて、マルコさんも『ハッピーだ』って言ってくれていますからね」
「明日も簡単ではないですけど、いい結果を出したいです。できれば、同じポジション(優勝)で終われればな、と思います」
マルコ・マッペリ
「Q1ではカズキ(平峰一貴)がいい仕事をしてくれた。自分がウエットでこのコースを走るのはQ2が初めてだったけど、そこでポールポジションが獲れたというのは、マシン(のセッティング)がよく決まっていたからだ。とてもハッピーだし、明日もこの調子でいきたいと思う」
「JLOCチームは今年、(ウラカンGT3の)経験が豊富なドライバーを起用したいという意向だったから、ランボルギーニの(ワークス)ドライバーである僕は、喜んで、この素晴らしいチームで走ることになったんだ」
「テストでもロングランをやってきているし、そこで得られたものも生かしながら戦略やタイヤのことを考えて、明日はカズキとチームとともに自分たちの今のベストを尽くして戦いたい」
「広くないコースで皆がアグレッシブに走るなか、GT500にうまく抜かれることは簡単ではないかもしれない。でも(自分も)彼らもプロフェッショナルだ。大きな心配はないだろうとも考えているよ」