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クビカ、ウイリアムズF1での役割は「ストロールやシロトキンの教師ではない」と主張

2018年04月07日 11:21  AUTOSPORT web

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クビカは自身の役割は、教師役になることではないと考えている
ウイリアムズF1の公式リザーブ兼開発ドライバーを務めるロバート・クビカは、フルタイムドライバーのランス・ストロールやセルゲイ・シロトキンの教師役を務めることは、自分の役割だとは思っていないと述べている。

 以前のクビカは、2011年にラリーの事故で重傷を負うまでは、ザウバーとルノーからレースに参戦していた。彼はF1に復帰する力があると見られていたが、結局ウイリアムズでのシート争いでシロトキンに敗れている。

 その後、33歳のクビカはリザーブドライバーに任命されており、ストロールかシロトキンに負傷や体調不良が発生した場合に代役を務めることになる。しかし、だからといって自分がチームの公式な教師役であるということにはならないと、クビカは語っている。

「自分が教師で彼らが生徒だなどと言うつもりはない」とクビカはTVP Sportに語った。

「たしかに彼らは経験が少ない。始まりは誰でもそうであるようにだ。F1は複雑なスポーツなんだ。ランスとセルゲイは僕に質問をしに来るよ。シロトキンよりストロールの方が多いかな」

「セルゲイを悪く言っているのではないよ。ランスはすでに経験があるから、彼の方が何を質問するべきかを分かっているのだろう」

 シロトキンは2週間前にオーストラリアで初めてグランプリに出場した。しかしながら彼のFW41はビニール袋によるブレーキトラブルに見舞われ、レースを4周しか続けることができなかった。

「メルボルンに行ったときはもっと良い結果を期待していた。自分自身にももっと期待していた。でも見た目ほど酷い事態ではない」とシロトキンは話す。

 一方のストロールはウイリアムズで2シーズン目を迎えている。そのため彼はたった19歳ではあるが、事実上のチームリーダーを務めることになる。

 昨シーズン、ストロールはF1のベテランドライバーであるフェリペ・マッサとペアを組んでいた。しかしストロールはマッサが彼に対しての教師となることはなかったと語る。

「昨年、彼からいかなる助言も受けたことはないと思う。なぜ人々が教えや指導があったと考えるのか分からない。そういうものはなかったよ」と、ストロールは開幕前の2月にも述べている。