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朝ドラ『半分、青い。』舞台の東美濃 「青い、岐阜」を合言葉に全国に魅力を発信中

2018年04月06日 20:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ドラマ『半分、青い。』のラッピング電車(画像は『岐阜県フィルムコミッション「青い、岐阜」 2018年4月3日付Instagram「恵那市です!」』のスクリーンショット)
4月2日からスタートしたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。永野芽郁が演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれの すずめ)が生まれ育つのが、岐阜県東濃地方にある架空の町「東美濃市の梟(ふくろう)町」だ。同ドラマは脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品であるが、実は彼女の出身地が岐阜県美濃加茂市である。このドラマの舞台となり注目が集まっている地域や岐阜県をさらに盛り上げようと、地元では「青い、岐阜」を合言葉にグッズ販売などを展開し、その魅力を全国に発信している。

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全国に向けて岐阜県や東美濃を盛り上げるための取組みの合言葉が「青い、岐阜」(http://gifu-location.jp/)だ。その一環として、4月の放送開始に合わせ「青い、岐阜」をテーマに地元事業者が商品を開発した。美濃の職人による茶碗・マグカップなどの焼き物、焼き物の伝統技術とデザイナーがコラボしたイヤリングなど、地域の魅力を活かしたグッズが揃った。これらを岐阜県内のホテルや地域販売店、県内外の道の駅にて販売する。


この地域では「美濃焼」という言葉が聞かれるが、『「青い、岐阜」マグカップ』は、美濃の職人が巧みな技術を生かした、約125gの軽くて薄いマグカップだ。内側には、伝統技法の「透かし」を用いて岐阜の山、川を表現、3Dプリンターを使用し型を作成、伝統技術とコラボレーションしている。

アクセサリーも美濃らしく焼き物で。雲をイメージしたカタチに、雲が空を押しのけていこうとする景色を、白と青の釉薬で表現した『わたぐも 晴(はれ) イヤリング』。美濃焼の技術と美濃焼タイルの技術を合わせていて、焼き物の温かみと独特の風合いが魅力だ。


グルメからは、手作業で作る『「まめやなも」 栗きんとん入り焼き菓子』や、上品な味と香りを楽しめる『寒天菓子「凍ての華」』、さらにふくろうの焼印付きの『岩村町ふくろう焼き(どら焼き)』、『東美濃を代表する国産ハチミツ「冬青(ソヨゴ)」』、『「青い、岐阜」クッキー』などがある。


ドラマ『半分、青い。』の他にも岐阜県はドラマや映画のロケ地としてたびたび登場していて、飛騨高山はアニメの舞台となり、聖地巡礼として多くの人が訪れた。日本の真ん中・岐阜県美濃地方の東部に位置する東美濃地域は、中山道をはじめ江戸時代の面影が色濃く残る懐かしい街並みなどの数々の名所が存在する。そしてこのたび恵那市と中津川市を走る明知鉄道には『半分、青い。』のラッピング列車が登場、9月29日まで運行する。岐阜県フィルムコミッション「青い、岐阜」(@gifu_location)で、恵那市は「アケテツに乗ってロケ地に行きましょう!」と呼びかけている。

画像1枚目は『岐阜県フィルムコミッション「青い、岐阜」 2018年4月3日付Instagram「恵那市です!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)