映画『クワイエット・プレイス(原題)』が4月6日からアメリカで公開される。
同作は、音に反応して人間を即死に追い込む「何か」によって人類が滅亡の危機となった世界で、ある家族が「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、手話で交流したり、裸足で歩き、道に砂を敷き詰めたりして生き延びる様子を描いたホラー作品。
3人の子供を育てる母親エヴリン役を『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラント、彼女を支える夫リー役を、実生活でもブランとの夫であるジョン・クラシンスキーが演じ、監督も務めている。また聴覚障害を持った娘役は、自身も役柄と同じ障害を持つミリセント・シモンズが演じている。
4月2日に行なわれたニューヨークプレミアで、エミリー・ブラントは「この作品に関わった全ての人にとって、とても愛着を持てる特別な作品となりました」と語り、ジョン・クラシンスキーは「これだけ一本の作品に尽力したことはなく、最も興味深い体験になった。しかも、それを妻と共に成し遂げたので最高だったよ。是非また彼女と一緒に仕事をしたいね」とコメントしている。
脚本を務めたブライアン・ウッズとスコット・ベックは「無音の静寂とそれを断ち切る恐怖の連続に、観客は他では経験したことの無いような、予測不可能なジェットコースターに乗ったような経験をすることになる」と語っている。
なお、日本での公開は現時点では未定となっている。