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MotoGP:マルケス、アルゼンチンは「より速く走るために努力する」

2018年04月05日 17:31  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ
MotoGP第2戦アルゼンチンGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(MotoGPクラスランキング2位)
 開幕戦カタールでは優勝こそ逃したが、あまり相性のよくないロサイルでベストなリザルトを獲得したマルケス。テルマスでは4年連続ポールポジション獲得と、速さではナンバーワン。決勝でも2014年と2016年に勝利を記録。

 2015年はロッシとのバトルの末、接触転倒、昨年もトップ独走中の4周目にフロントからスリップダウンを喫し、リタイアに終わったが、テルマスを最も得意とするライダーであることは間違いなく、今レースでも優勝候補ナンバーワン。

「カタールでは表彰台に立つことができ、素晴らしいシーズンのスタートを切ることができた。さらに先週はヘレスでポジティブなテストを行うこともできた」

「現段階でバイクとチームの仕事にとても満足しているが、まだ序盤に過ぎず、タフなシーズンとなるだろう。異なるサーキットでどうなのか、今週末のテルマスでどうなるのか様子を見なければならない」

「アルゼンチンのコースは好きだし、情熱的なファンと共に雰囲気も楽しめるが、ガードを下げてはならない。エキサイティングだった開幕戦の後、今は静かに集中し、より速く走るために努力する時だ。チャンピオンシップはオープン。多くの強力なライバルが、日曜日に勝利をかけて戦うだろう」

「現時点では全てはイコールに見えるが、だれが改善してコンスタントにトップグループに加わってくるかが、今レースで見えて来るだろう」
■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(MotoGPクラスランキング7位)
 開幕戦カタールでは7位に終わったペドロサ。テルマスでは2014年に2位、2015年は腕上がりの手術のために欠場、2016年は3位入賞、昨年はマルケスと同様にスリップダウンで転倒リタイアに終わっている。

「チームと一緒に仕事を続け、日曜のレースに向けて準備を進めるためにアルゼンチンに臨む。カタールでは期待していた結果を獲得できなかった」

「僕たちには結果を獲得する能力があったけど、ポテンシャルがあることを確認できたことは、自信をもたらしてくれた」

「アルゼンチンではポジティブに仕事を続けたい。テルマスは、コースコンディションの要求が厳しいが、それは全員にとって同じ条件。通常は週末を通じてよくなって行く。どんなコンディションにも対応できるようにバイクのセットアップの仕事をして、スタートと同時に全力をつくしたい」