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なぜ新宿マルイに?日本初の最新デザインを導入した「Apple 新宿」の内部公開

2018年04月05日 16:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Apple 新宿 Image by: FASHIONSNAP
4月7日にオープンを控えているアップル(Apple)の新ストア「Apple 新宿」が5日、報道関係者向けに公開された。

 「Apple 新宿」はアップルの直営店として国内で8店舗目、都内では銀座、渋谷(休業中)、表参道に続く4店舗目。新宿マルイ本館の1階に位置し、国内の直営店では初の商業施設内への出店となる。
 ワンフロアで構成される同店は、日本国内では最新のストアデザインを採用。正面は37メートルに及ぶ全面ガラス張りに仕上げ、フロア中央にはアートや音楽、写真、プログラミングをテーマに展開する無料のセッション「Today at Apple」などを行うスペース「フォーラム」を設置した。左右に並ぶテーブルではiPhoneやMac、AppleWatchなどのデモ機を試すことができるほか、ワークショップやテクニカルサポート、購入した商品のパーソナルセットアップなどが受けられる。壁面にはイヤフォンやケースなどのアクセサリーを豊富に展開し、試着や試聴が可能なインタラクティブな展示方法を採用。オープンを記念し、4月7日のオープン当日には来場者に先着順で限定Tシャツとピンバッジを配布するほか、デジタルツールを活用して家紋などの「紋」を制作する新たなワークショップを全国の店舗で開催する。
 アップルのシニアマーケットディレクターのデニー・トゥーザは、同店について「新宿は活気に満ちた街。エンターテインメントや文化の発信地である新宿のタウンスクエア(街の広場)にしたいと考えている。人々が集まり、繋がりを築くことで、自らの創造性を解き放ってもらいたい」と話し、「街と一体化させることができるロケーション」に最適だったことから新宿マルイ本館への出店が決まった。アップルの出店場所は以前は青山フラワーマーケットや雑貨系テナントが入り賑わいをみせていたが、丸井グループの広報担当者は「アップルの出店により国内外問わずかなりの集客が期待でき、全館の活性化にもつながると考えている」と訪日客を含めたさらなる来館者の増加を期待しているという。
 今後の展開として、同社は5年以内に新規出店や既存店舗の改装を行っていくことを発表。なお、同店に近接する伊勢丹新宿店内で営業中のApple Watch専門ストア「Apple Watch at Isetan Shinjuku」の今後の展開については未定だという。

■Apple 新宿住所:東京都新宿区新宿3-30-13TEL:03-5656-1800営業時間:月曜日 ~ 日曜日 10:00~21:00住所:東京都新宿区新宿3-30-13 新宿丸井本館ビル