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ガンダムやデロリアンも “怪獣絵師”開田裕治による『レディ・プレイヤー1』キャラポスター公開

2018年04月05日 05:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月20日に公開される映画『レディ・プレイヤー1』より、日本オリジナル本ポスターとイラストレーター・開田裕治による描き下ろしキャラクターポスターが公開された。


 本作は、作家アーネスト・クラインの著者『ゲームウォーズ』をスティーヴン・スピルバーグ監督が実写映画化したエンターテインメント大作。どんな夢も叶えられるバーチャル世界の理想郷“オアシス”に隠された宝を手に入れるため、17歳の少年ウェイドたち挑戦者が、全人類参加のトレジャー・ハンティングに挑む模様を描く。


 このたび公開された2つのポスターは、スピルバーグ監督自らが監修し、日本のために作成されたビジュアル。日本オリジナルポスターには、タイヤを折り曲げタイムワープする直前の体制をとる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンと疾走する『AKIRA』の金田のバイク、『ジュラシック・パーク』の T・レックス、『機動戦士ガンダム』のRX-78-2ガンダムなど、日米ポップカルチャーが共演。


 キャラクターポスターを手がけた開田は、プラモデルのガンダムシリーズのイラストも数多く担当し、“怪獣絵師”としても知られるイラストレーター。日本オリジナル本ポスターを手がけた『キングコング:髑髏島の巨神』では、世界中で反響を呼び全世界でも使用され、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」が選ぶ今年のベスト映画ポスタービジュアルの一つにも選ばれている。今年2月1日に来日した原作者クラインと、プロデューサーのドナルド・デ・ ラインからの熱烈なオファーを受けた開田は快諾。制作期間2カ月で完成させた。


 一足先に本編を鑑賞した樋口真嗣監督は、「人食いザメ、巨大なUFO、心通わせる宇宙人、秘境に眠る秘宝、蘇る恐竜たち……実現不可能な冒険世界を可能にし続けてきた俺たちのスピルバーグが帰って来た! ゲームのようでいながら今のゲームじゃ絶対再現できない圧倒的スピードと圧倒的物量! 進化し続けるスピルバーグが挑戦する動体視力の限界に参加せよ!」と本作を絶賛。開田も「新作を発表する度に映画に革命を起こしてきた魔術師スピルバーグ監督がこの映画で手に入れたのは、あらゆる世界を自由に創造できるVRと、様々なゲームや映画、アニメで活躍したキャラクターたち。これほど燃えるシチュエーションの映画が他にあるだろうか。 一度や二度見ただけでは味わい尽くせない、高密度な映画体験を是非!」と太鼓判を押している。


 スピルバーグは本作について、「これは3つの謎を巡る物語だけど、主人公の少年ウェイドの出会いと、友情の物語でもあるんだ。この争奪戦の中で人が出会い、友達になる。そして若者たちが大きな脅威と戦うんだ。それが映画にユニークなアドベンチャーと感動を与えるんだよ」とコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)