映画『恋は雨上がりのように』の主題歌入り特報が公開された。
特報には、小松菜奈演じるあきらが、大泉洋演じるファミレスの店長・近藤に「返事を聞かせて下さい」と詰めより、近藤がうろたえるシーンや、台風の中、近藤が風で飛ばされてしまう様子に加えて、磯村勇斗演じるあきらのアルバイト仲間・加瀬亮介、吉田羊演じるあきらの母らの姿などが映し出されている。
5月11日から先行配信される主題歌には、鈴木瑛美子がカバーした神聖かまってちゃんの楽曲“フロントメモリー”を起用。映画のために新たにアレンジされた同曲のプロデュースは亀田誠治が行なった。なお主題歌を含むサウンドトラック『恋は雨上がりのように』が5月23日にリリース。劇伴には伊藤ゴロー、の子(神聖かまってちゃん)、mono(神聖かまってちゃん)、柴田隆浩(忘れらんねえよ)、澤部渡(スカート)が参加している。
原作者の眉月じゅんは「『フロントメモリー』のアンニュイな歌詞とキラキラ疾走感あるメロディーが17歳の心情にぴったりだと感じ、勝手に主人公のテーマソングとして原稿中よく聴いていて作中引用までしちゃった曲がまさかの映画主題歌に!感謝感激です!」、小松菜奈は「この『フロントメモリー』が主題歌になるなんてとっても嬉しいです!歌声が爽やかで力強く、疾走感がありながらテンポ良く進むリズムがこの映画にぴったりだなと思いました」、の子は「映画はとても素晴らしい作品になっております。永井監督はまだ若いのに天才ですね。大泉洋さんの演技もさる事ながら小松菜奈さんに至っては容姿まであきらそのままです。眉月先生、作品で出会えた事、嬉しいです」とそれぞれコメント。
また亀田誠治は「名曲をカバーするってとても大変なこと。でも、鈴木瑛美子さんが初めて僕のスタジオでこの曲を歌った時に、その心配は一気に吹き飛びました。18歳にして規格外の歌の上手さ。彼女の生歌を聴いた時、『人類はこんなにも進化しているのか!』と驚きを越えて感動したのを覚えています」、鈴木瑛美子は「初めてこの曲を聴いたときには、自分が歌うというイメージが湧きませんでした。私はバラードやスローな曲が得意なので、アップテンポで言葉数が多い曲はあまり歌ったことがなかったからです。しかし主人公あきらのストーリーが、中学生時代にバレーボール部でケガをして休んでいた自分のストーリーと重なり、レコーディングでは感情移入して歌うことができました」と述べている。
5月25日から全国東宝系で公開される映画『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんの同名漫画が原作。怪我で陸上の夢を絶たれた17歳の女子高生・あきらと、彼女のアルバイト先のファミレスの店長で、小説家の夢を諦めた過去を持つ45歳の近藤正己が惹かれ合う様を描く。監督は『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』などの永井聡。
■眉月じゅんのコメント
「フロントメモリー」のアンニュイな歌詞とキラキラ疾走感あるメロディーが17歳の心情にぴったりだと感じ、勝手に主人公のテーマソングとして原稿中よく聴いていて作中引用までしちゃった曲がまさかの映画主題歌に!感謝感激です!鈴木さん×亀田さんによるアレンジも音と声がどんどん伸びていって、まるで青空へ駆け抜けていくような気分になりました。素敵です!原曲の神聖かまってちゃん・の子さんVer、川本真琴さんVerに続き、大好きな曲がもう1曲増えてとても嬉しいです。劇場で聴くのが楽しみで仕方ありません!
■小松菜奈のコメント
この「フロントメモリー」が主題歌になるなんてとっても嬉しいです!
歌声が爽やかで力強く、疾走感がありながらテンポ良く進むリズムがこの映画にぴったりだなと思いました。何度も聴きたくなるような、この感じはなんだろと思うくらいリピートしちゃいます。
鈴木さんと恋雨のコラボレーションが映画館で響き渡るのが私自身とても楽しみです!
■の子(神聖かまってちゃん)のコメント
私、神聖かまってちゃんの、の子は今回主題歌と劇伴で参加させていただきました。
元々漫画の中でもフロントメモリーや23才の夏休みという曲などをシーンインさせていただいてました。そして、今回このように作品を共に作る事ができ大変感激しておりますし感謝しています。
映画はとても素晴らしい作品になっております。永井監督はまだ若いのに天才ですね。
大泉洋さんの演技もさる事ながら小松菜奈さんに至っては容姿まであきらそのままです。
眉月先生、作品で出会えた事、嬉しいです。
『巡り合わせ』はあるんでしょうね、ありがとうございます。
最後に映画『恋は雨上がりのように』みなさん劇場に足を運んでください。
そこにあなたが人生で足りなかった何かが、必ず待っています。
■亀田誠治のコメント
映画「恋は雨上がりのように」の主題歌は、神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」のカバー。
名曲をカバーするってとても大変なこと。
でも、鈴木瑛美子さんが初めて僕のスタジオでこの曲を歌った時に、その心配は一気に吹き飛びました。18歳にして規格外の歌の上手さ。彼女の生歌を聴いた時、「人類はこんなにも進化しているのか!」と驚きを越えて感動したのを覚えています。しかも、瑛美子さんは頑張って歌っているのではなく、楽しんで歌っています。永遠の名曲と未来の歌姫の出会いが、新しい「フロントメモリー」を生み出したのです。
■鈴木瑛美子のコメント
初めてこの曲を聴いたときには、自分が歌うというイメージが湧きませんでした。私はバラードやスローな曲が得意なので、アップテンポで言葉数が多い曲はあまり歌ったことがなかったからです。
しかし主人公あきらのストーリーが、中学生時代にバレーボール部でケガをして休んでいた自分のストーリーと重なり、レコーディングでは感情移入して歌うことができました。
そして亀田さんのアレンジが素晴らしく、前奏から心が締め付けられるようなサウンドになっています。全曲通してお楽しみください。