名刺アプリ「Eight」を提供するSansanは4月3日、「若手社員の実態調査2018」の結果を発表した。調査は今年3月にインターネットで実施し、社会人歴2~4年の会社員男女400人から回答を得た。
上司や先輩に対して「仕事ができなさそう」と感じたことがある人は84.5%。どんな様子を見てそう感じたかを聞くと、1位は「ダラダラ残業している」(50.3%)となった。
デキる上司・先輩になるにはレスポンスが速いなど"スマートさ"が重要
2位以降、「書類や名刺が散乱していて、机が汚い」(47.3%)、「先輩や上司などからしばしば叱られている」(39.1%)、「メールや社内チャット等、メッセージツールのレスポンスが遅い」(37.6%)となり、主に"だらしない"と思われないことが重要のようだ。
他にも「スマートフォンやPC等のITツールを使いこなせていない」(34.6%)、「人脈が乏しい、あるいはきちんと活用できていない」(32.5%)、「身だしなみがきちんとしていない」(30.2%)と「仕事ができなそう」という烙印を押されるようだ。
一方、上司や先輩に対して「仕事ができそう」と感じたことがある人は91.8%。どんな様子を見てそう感じたかを聞くと、1位は「無駄な残業をせず、テキパキと帰っている」(52.6%)と、メリハリをつけて働く姿に憧れるようだ。
2位は「自身が持つ人脈を最大限活用している」(49.6%)、3位は「机が整理整頓されており、デスク上の資料探しに無駄な時間をかけていない」(48.8%)と続く。
また「メールなどのレスポンスが速い」(46.6%)、「ITツールを使いこなしている」(44.7%)、「ファッションに気を使っており、身なりがきちんとしている」(31.3%)など"スマートさ"が垣間見えると「仕事ができそう」と思われる傾向があるようだ。
ちなみに「仕事ができそう」と思われやすい名刺管理術は「アナログ管理」(42.7%)と「デジタル管理」(39.5%)に大きな差はなかった。若手社員の名刺管理は「アナログ派」(73%)が大多数で、「デジタル派」は24%に留まった。