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WOMCADOLE、初のフルアルバムより「馬鹿なくせして」MV公開

2018年04月04日 00:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 WOMCADOLEが、3月21日にリリースした1stフルアルバム『今宵零時、その方角へ』より、「馬鹿なくせして」のMVを公開した。


(関連:動画はこちら


 「馬鹿なくせして」は、『今宵零時、その方角へ』の最後となる13曲目に収録されている。何度も<馬鹿>と歌い、ライブでは決まった尺がなくアドリブにより完結するというバラード。


 MVは、WOMCADOLEと同じく滋賀在住のロックバンドtheULTRALEAの秋路ヒラク(Vo/Gt)が手がけた。WOMCADOLEの樋口侑希(Vo/Gt)と秋路ヒラク演じる2人の男性と1人の女性からなるドラマで構成されており、樋口侑希以外のメンバー3人も、バンドマン役として出演。ドキュメンタリーとドラマ要素が交錯する内容に仕上がっている。


■樋口侑希(「馬鹿なくせして」作詞作曲)コメント
第十三夜
馬鹿


ねぇごめんね。
私もうくたびれた。
枕元に零れるのはゲロの味がする言葉たちでした。
いつから涙は流れる事を忘れたのでしょうか。


いっそのこと私は私を噛み殺したい。
楽になりたい。
クシャクシャに丸めてゴミ箱に捨ててやりたい。出てくるのはいつも考えだけです。
そんな勇気も失くしてしまいました。


何をやっても上手くいかない
何をやっても上手くいかない


生きていたいから生きている。ではない私。
死にたくないから生きている。こっちが私。


私にはくたびれたぐらいが丁度いいんだね人生。
それでもいいよね人生。
馬鹿なくせして本当にごめんね。


■秋路ヒラク(theULTRALEA)コメント
「全員主役、全員馬鹿。」
傷は治してこそ価値が生まれるのだと知りました。
そして、「治る」と「治す」の途方も無い意の違いも。
誰も悪くない、誰も救えないこの三人の物語は、僕の中にもずっと生き続けていきます。


(リアルサウンド編集部)