レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、2018年F1シーズンにおいてパワーユニットの基数制限を守るのは困難であり、ペナルティを受ける可能性が高そうだと認めた。
2018年F1規則では、パワーユニットの基数制限が厳しくなり、21戦のなかで6エレメントのうちエンジン(ICE)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限され、それを超えるとグリッド降格ペナルティを科される。2017年には全20戦のなかで4基という制限だったが、それでも多数のドライバーがペナルティを受けた。そのほとんどがルノーかホンダ搭載車に乗るドライバーたちだった。
ルノーのパワーユニットで走るリカルドは、今季グリッド降格ペナルティを受ける可能性について聞かれ、できれば3基で乗り切りたいが、それは難しいかもしれないと答えた。
「去年僕は何度かエンジンペナルティを受けた。今年は1基少なくなるから、ペナルティを受けることになりそうだ」とリカルド。
「絶対にとは言いたくないけれど、そういう状況に直面する可能性はある。僕らだけではなく誰もがそういう状況に陥る可能性があると思う」
「選手権争いにおいてどういう位置にいるかによって状況も変わってくるけど、まだこのことを考えるのは早い。前向きに考えて、(最終戦)アブダビまで3基で乗り切ることを目指すよ」