元F1ドライバーで、国内外のレースで活躍してきた野田英樹率いるNODA RACINGが、2018年の全日本F3選手権に参戦することになった。ドライバーには、2017年にスーパーGT GT300クラスに参戦したジェイク・パーソンズを起用する。
ヨーロッパやアメリカ、そして日本と世界各国でさまざまなレースで戦ってきた野田は、近年はレーシングアカデミーであるNODA RACING ACADEMY(NRA)を主宰。岡山県美作市に本拠を置き、若手ドライバーを育成している。
そんな野田率いるNRAが、新たに『NODA RACING』として全日本F3に参戦することになった。マシンは2018年から新規定となるF3-N車両で、ドライバーには2017年にスーパーGTに参戦し、TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAをドライブしたジェイク・パーソンズが起用される。
「前年は野田監督のもと、さまざまなことを学びました。今年はさらなる努力をし、飛躍する年にします」とパーソンズは意気込みを語る。
また、全日本F3に挑戦することになった野田監督は「2013年にNODA RACING ACADEMYを設立し、子どもたちの夢へのサポートに全力を注いできました。今年は全日本F3に参戦することができるようになり嬉しく思います」と語っている。
「ジェイクのポテンシャルは非常に高く、大きな可能性を秘めています。応援よろしくお願いします」
4月21~22日に開幕戦鈴鹿を迎える2018年の全日本F3選手権だが、新たなF3-Nへの参戦表明はこれが初。いったいどんな戦いをNODA RACINGとパーソンズがみせてくれるのか、楽しみにしたいところだ。