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伊藤忠商事、神戸の総合アパレル企業ジャヴァホールディングスを売却

2018年03月31日 12:03  Fashionsnap.com

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 伊藤忠商事が、子会社のジャヴァホールディングス(以下、ジャヴァHD)の全ての保有株式を投資ファンドのエンデバー・ユナイテッドに売却した。譲渡日は3月末で、伊藤忠商事の持ち株比率と売却額は非公表。

 ジャヴァHDは、子供服のべべや「ロートレアモン」などのブランドを展開するジャヴァコーポレーションを傘下に持つ企業で、2006年に伊藤忠商事が発行済み株式の35%を取得。2009年には発行済み株式の過半数を取得し、連結子会社となった。 
 今回の売却について、伊藤忠商事の広報担当者は「ここ数年のアパレル業界全体の苦戦により、厳しい経営状況にあったが経営改善に取り組んだことで目処がついた。次なる戦略を考える中で経営譲渡が望ましいと判断した」とコメント。ジャヴァHDの売上高は約400億円にのぼると見られ、伊藤忠商事から派遣している中西英雄代表取締役社長ら経営陣に変更はないという。