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草なぎ剛、『ぷっすま』最終回で番組への思いと感謝を語る 「なぎスケにエンディングはない」

2018年03月31日 11:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 3月31日に草なぎ剛とユースケ・サンタマリアがMCを務める『『ぷっ』すま』(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。最後の放送は、最終回であるにも関わらず新企画「犬部」が始動。さらに、準レギュラーの江頭2:50が乱入するなど、ラストまで『『ぷっ』すま』らしいエンディングとなった。


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 この日の放送には、草なぎが1年前に飼い始めたフレンチブルドッグのくるみちゃんが初登場。草なぎは「ねぇ、くるちゃん。初登場なのに今日終わっちゃうんだよ」とくるみちゃんを通して番組終了を惜しんだ。そして、草なぎはパンサー・尾形貴弘、岡井千聖、木下優樹菜が所属する犬好きが集まってワイワイする部活動「犬部」を発足。「愛犬紹介&プライベート動画」では、くるみちゃんの命名理由を「最初、色が白くて『シロ』って名前にしたんですよ。見たら白くなくて、くるみみたいな色じゃないですか。シワとか鼻とかもくるみに見えたの」とくるみとじゃれあいながら明かした。


 「特技スタジオ生披露」「ワンちゃん待て対決」「ワンちゃんスチョイス」を経て、番組後半にはスーツ姿の江頭が登場。「この3月に『めちゃイケ』(『めちゃ×2イケてるッ!』)終わって、『『ぷっ』すま』終わって、『みなさん』(『とんねるずのみなさんのおかげでした』)が終わる。テレビに出ない人になるじゃないですか。だから、江頭ひではるで売り出そうと思って」と作家に“シン・エガシラ”をプレゼンしていた理由を明かした。さらに、江頭はその破天荒な動きで「1クールのレギュラーより1回の伝説」をモットーにしていたが、現在は「1回の伝説より1クールのレギュラー」を求めていると説明。その腰の低い、コンプライアンスを守る江頭に、草なぎは「つまんない男になったなー」とぼやいた。


 そして、以前に『『ぷっ』すま』に出演した際に江頭が言い放った「『『ぷっ』すま』にエンディングはないんだよ!」がTwitterで名言とされていたらしく、負けじと草なぎも視聴者にメッセージを送る。「本当に楽しかったです。20年ですからね、みなさんと出会えて。僕の人生に寄り添ってきた番組なので、一言じゃ言えないんですけど。『『ぷっ』すま』は終わるけど、なぎスケにエンディングはない」とカメラ目線にドヤ顔で決めると、「それ俺のセリフじゃねぇかよ!」と江頭が物申す。さらに草なぎは「『『ぷっ』すま』が終わることによって、江頭はエンド」と最終通告。「でも本当にエガちゃんには感謝してるけど、ありがとう、終わり」と追い討ちをかけると、江頭は激昂しスーツを破り捨て、ラストはセットに飛び蹴りをかますとセットが全て倒れ、「ありがとー!」と江頭が叫ぶという締めくくりとなった。


 番組のラストにはなぎスケからメッセージ。「『『ぷっ』すま』は終わりますけど、またなんかやるかもしれないしね。19年半、20年近くできたのはただただ感謝なんですよ」とユースケが宣言すると、草なぎも「応援してくれてる視聴者のファンのみなさんには心から感謝していますんで。また近々ね。言うだけ、タダだから」と述べ、改めて2人で「また、近々!」と視聴者に向け手を振り、20年の番組に一旦の幕を降ろした。(向原康太)