トップへ

スーパーフォーミュラ富士テスト2日目午後:王者石浦が開幕前最後のテストをトップで終える

2018年03月29日 18:51  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

石浦宏明/P.MU/CERUMO・INGING
3月29日、富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テストが行われ、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分22秒495トップタイムをマーク。開幕戦前最後の合同公式テストのセッションをトップで終えた。

 2日目午後のセッションは穏やかな日差しが降り注ぐ春の陽気のなか、14時にスタート。午前と同じ顔触れの19名が、2時間にわたるテストを行った。

 午後のセッションはロングランを行ったチームが多かったようで、1分22秒台から23秒台のタイムがリーダーボードに並びアクシデントもなく順調にセッションが進む。

 1時間45分をすぎた時点で、トップ3は国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、小林可夢偉、(carrozzeria Team KCMG)、伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)で、ここまでが1分22秒台。

 しかし、セッションも残り10分を切ったところで、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がダンロップコーナーの立ち上がりでマシンを止める。これにより、セッションは一時赤旗中断となった。

 セッションが再開されると残り時間は10分。再開後すぐに石浦が1分22秒495のタイムをマークしてトップに浮上。その後、この石浦のタイムを更新するドライバーは現れず、ディフェンディングチャンピオンが2日目午後のセッションでトップを飾った。

 2番手には石浦のチームメイトの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、3番手には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続き、4番手に小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、5番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がつけた。6番手は伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、7番手はニック・キャシディ(KONDO RACING)、8番手は関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)という結果に。

 ルーキー勢としては、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が9番手でルーキートップ。千代勝正(B-MAX RACING TEAM)は16番手、ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)は19番手だった。また、この1日だけTEAM MUGENの15号車をドライブした阪口晴南は17番手でテストを終えている。

 このテストをもって、スーパーフォーミュラ開幕戦前の公式合同テストはすべて終了。4月21~22日、2018シーズンのスーパーフォーミュラが幕を開ける。