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けやき坂46 齊藤京子、ラーメン大好きキャラで急浮上? 初冠番組への期待

2018年03月29日 16:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 けやき坂46 齊藤京子の初冠番組『けやき坂46 ラーメン大好き!齊藤京子です』が、4月15日にテレビ朝日CS放送のテレ朝チャンネル1で放送される。


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 同番組の放送に先駆け、齊藤は『スカパー!TVガイドプレミアム』で単独表紙を担当。4月から『ひらがな推し』(テレビ東京・月曜深夜1時5分)と『KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?』(日本テレビ・火曜深夜1時29分)の2つの冠番組が始まるものの、一般には浸透しきれていないひらがなけやきメンバーが単独で1時間の冠番組を持つのは快挙と言えるだろう。


 齊藤京子と言えば、“ラーメン大好き・魅惑の低音ボイス・コミュニケーション能力が高い”、この3つのポイントでメンバーやファンから人気を博すメンバー。特に齊藤のラーメントークはバラエティ番組でも鉄板ネタとなっており、いつも視聴者を楽しませている。高校3年生の時、ラーメン二郎を食べたことがきっかけとなり、ラーメンに目覚めたという齊藤。2017年の年間ラーメン杯数(カップ麺・インスタト麺は除く)は78杯、本人的には少ないようだがインスタント麺を加えると100杯は確実に越えてるという。齊藤は有名なラーメン店からチェーン店や回転寿司のラーメンまで、自分が美味しいと思ったものを気取らずに紹介する。世間体や格式にこだわらないチョイスには好感が持てるし、意外性があるため「一度食べてみたいな」という興味が不思議と湧いてくるのだ。


 ブログではひらがなけやきメンバーとラーメンを食べに行く姿が多く見られ、サラリーマンで言う“飲みにケーション”のように、一つのコミュニケーションツールにもなっている。齊藤は、ひらがなけやきに限らず漢字欅メンバーにも積極的にコミュニケーションを取りにいく。齊藤が極度の人見知りである鈴本美愉と二人でディズニーランドに行った際は、漢字メンバーからも「極度の人見知りの鈴本を制覇したのはすごい!」と賞賛されていた。ブログもマメに更新し、『ひらがな推し』が発表されるとすぐにブログで『欅って書けない?』(テレビ東京)MCのハライチ・澤邊佑と土田晃之への感謝を綴るなど、常に相手を思って行動しているのが齊藤が広く愛される理由のひとつ。若干天然なところもあるので、ホストとしての番組の回し方も注目ポイントだろう。


 もちろん面白いキャラだけでなく、齊藤はアイドルとしても高い実力を備えている。中でも特筆すべきは印象的な歌声。低音ボイスを活かした、しっかりと相手の心に響く歌声でグループを支えている。『けやかけ』で披露した中森明菜の「DESIRE-情熱-」は絶品で、歌が上手いアイドルはたくさんいるが、あのキーで上手に歌い上げる歌手は少ないだろう。齊藤自身も80年代~90年代の歌謡曲が大好きで、中森明菜や松田聖子をはじめ、寺尾聡の「ルビーの指環」や研ナオコの「夏をあきらめて」なども好きでよく聴いているという。ひらがなけやき初主演ドラマ『Re:Mind』の主題歌「それでも歩いてる」ではセンターを務めた齊藤。昭和歌謡を想起させフォーク調のサウンドと味のある歌声の相性はバツグンだった。人気の高さはもちろんだが、タイアップの付いた重要な楽曲で彼女をセンターに抜擢した背景には、その歌声への信頼感がうかがえる。ちなみに、その声色を活かしたキレる演技も鬼気迫るものがあり、ドラマ放送時は「ラーメンの禁断症状が出ているのではないか」とファンの間で盛り上がっていた。


 テレ朝チャンネルでは、これまでももいろクローバーZ、でんぱ組.inc、AKB48のチーム8、SILENT SIRENなど、今を担う女性アイドルやアーティストたちが冠番組を持っていた。その流れでいけば、齋藤京子の名前が一気に広がる可能性は少なくないだろう。齊藤×ラーメンはネット上で注目されることも多いため、そういう意味でもたくさんの人に知ってもらえる機会になるはずだ。番組内容はテレビ朝日HPによると、「『けやき坂46』のメンバーが、年間約100杯のラーメンを食べるという彼女のランキングを覆す“自身過去最高のラーメン”に出会わせるべく、本人にはサプライズでさまざまな店へ連れていく。そして、「極上のラーメン」とのご対面!」とのこと。ひらがなけやきのメンバーが齊藤のためにラーメンを紹介して行くという設定なので、彼女の素のリアクションやキャラクターが楽しめそうだ。(本 手)