WRC世界ラリー選手権に参戦しているヒュンダイ・モータースポーツは4月5~8日に控える第4戦ツール・ド・コルスに向けた事前テストを実施したが、この際ティエリー・ヌービルが橋から転落するクラッシュを起こしてしまった。
チームは来週に控えた第4戦に向けた事前テストを、ラリーの舞台であるフランス・コルシカ島で実施。テストにはヌービルのほか、ダニ・ソルド、アンドレアス・ミケルセンの2名も参加した。
WRC.comによれば、ヌービルはコルシカ島のバスティアから50kmほど離れたエリアを走行中、小川を渡る橋の手前にある左コーナーでコースオフ。そのまま崖から数メートル下の川床へ転落してしまったという。
幸いマシンに乗っていたヌービルと、コドライバーのニコラス・ギルソウルに大きな怪我はなかったものの、マシンのフロント部分は大きなダメージを負っており、事前テストは中止されたとのこと。
ヒュンダイのスポークスマンによればソルドとミケルセンはヌービルより先に事前テストをこなしていたといい、チーム全体のテストへの影響は最小限に留まっているという。
なお、SNS上では現場に居合わせたファンが撮影したとみられる写真がアップされており、ダメージを受けたマシンの様子などが確認できる。