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新開発の2.5L直噴エンジン採用。スバル、新型『フォレスター』をワールドプレミア

2018年03月29日 11:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

スバル・フォレスター(北米仕様)
2018年3月29日
プレスリリース

SUBARU 新型『フォレスター』を世界初公開
~グローバル最量販車種として各国に順次導入~

●SUBARU初となる乗員認識技術“ドライバーモニタリングシステム”*1を採用。ドライバーの運転を見守り、快適なおもてなしを提供。

●SUBARU GLOBAL PLATFORMを採用。クラストップレベル*2の快適性と安全性能を実現。

●2.5L 水平対向4気筒エンジンを直噴化。動力性能と環境性能を高い次元で両立。

●シンメトリカルAWDと進化したX-MODEにより、優れた走行性能とSUVらしい走破性を提供。

●米国仕様は、2018年秋販売開始予定。

 SUBARUは現地時間2018年3月28日、米国ニューヨークにおいて、新型『フォレスター』を世界初公開しました。

 第5世代となる新型『フォレスター』は、SUBARUが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車です。

 乗る人すべてが愉しく、快適な空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングや、SUBARU初となる乗員認識技術“ドライバーモニタリングシステム”など使い勝手の良い装備を採用。SUBARU共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC×SOLID”のもと、SUVらしい逞しさや機能的で使いやすさが感じられるデザインを表現しました。

 また、SUBARU GLOBAL PLATFORMを採用することでクラストップレベルの衝突安全性能・危険回避性能や、ドライバーの意志に忠実なハンドリング・快適な乗り心地を実現。

 さらに運転支援システム“アイサイト”、新開発2.5L水平対向4気筒直噴エンジンを核とするシンメトリカルAWDや、SUVらしい走破性を高めるX-MODEといったSUBARUコアテクノロジーを搭載することで、お客様が豊かさ、快適さ、愉しさ、冒険心といった気持ちを感じられるエモーショナルで身近な存在として、機能・性能を磨き上げました。
 
 米国向け新型『フォレスター』は、2018年秋に販売を開始する予定です。

*1:米国仕様システム名称“DriverFocus”
*2:全長4500~4700mmのコンパクトSUV

【新型フォレスター(米国仕様)の主な特徴】
■乗る人すべてが愉しくなる、快適で機能的なパッケージング&使い勝手
 家族や友人、乗る人すべてが愉しく、快適な空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングや、使い勝手のよい装備を採用しました。

<取り回しのよいボディサイズ>
・ホイールベースを拡大し快適な室内空間としながらも、最小回転半径を5.4m(17.7ft)とし、取り回しのよさを確保。

<優れた居住性・乗降性・積載性>
・乗員同士の距離や後席のレッグスペースを拡大し、快適な室内空間を確保。

・リヤドア開度、開口エリア及びCピラーの形状を最適化することで、後席への乗降性が向上。

・ミッドサイズSUVを超える最大1300mm(51.2in)の荷室開口幅とスクエアな形状のカーゴスペースとすることで、積載性を大幅に向上。

・カーゴスペースに影響しない駆動ユニット一体の新型パワーリヤゲートを採用し、開閉スピードも向上、さらにリヤゲートの自動閉操作から車両の施錠までを連続して行うことができる、新しいロックシステムをSUBARUとして初採用。

<移動中も愉しく過ごせる利便性の高い装備>
・ドライバーの居眠りやわき見運転を検知する機能に加え、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整する乗員認識技術“ドライバーモニタリングシステム”をSUBARU初採用。

・前席のシートバックに雑誌やスマートフォンを収納できるよう、3つに仕切ったポケットを設定。

・前席に加え後席用に最大2.1A出力の充電USBポートを採用。

・きめ細やかな空調設定ができ、乗員数に応じた空調作動が可能なSUBARU初となる空調HMI*3を採用。

・8インチ化されたナビゲーションを設定し、最新のインフォテインメントシステムを採用。

・“Apple CarPlay”*4や“Android AutoTM”*5の利用を可能とし、コネクティビティを強化。

・Wi-Fi hotspotやリモートエンジンスタート等、機能を大幅進化させたテレマティクスシステムを採用。

■SUVらしい力強さと機能性を表現したデザイン
 SUBARU共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC×SOLID”に基づき、SUVらしい存在感、力強さ、機能性を表現しました。

<エクステリア>
・SUVらしい逞しさや躍動感、豊かな荷室空間や機能性の高さを、モダンキュービックフォルムで表現。

・エクステリアカラーは、新色でフォレスター専用色となるジャスパーグリーン・メタリックをはじめ9色を設定。

・随所にアクセントカラーやハイグロスブラックを配し、専用アルミホイール等の装備を採用したSUVらしい逞しさと精悍さを強調する仕様を設定。

<インテリア>
・機能的かつ操作性のよい室内レイアウトを実現するとともに、インストゥルメントパネルとコンソールを連続させることで、SUVらしい力強さに加えゆとりと開放感を表現。

・インテリアカラーは、クラスを超えた上質さを表現したブラウンをはじめ4 色を設定。

・一部仕様では、ブラックとグレーをベースに、センターコンソールやシートステッチにアクセントカラーを配することでアクティブさを強調。

■SUVの走破性と走りの愉しさ
 新開発2.5L 水平対向4気筒直噴エンジンを核とするシンメトリカルAWD、悪路走破性を高めたX-MODE、SUBARU GLOBAL PLATFORMの採用により、ドライバーをはじめ同乗する家族や仲間にも気持ちよい走りを提供します。

<力強く軽快な動力性能>
・新開発2.5L 水平対向4気筒直噴エンジンを採用。従来の2.5Lエンジンに対し約90%の部品を刷新し直噴化、環境性能を高めながらも出力とトルクを向上させ、力強く軽快なドライビングフィールを実現。

・CVTのマニュアルモードを7速化し、走りの愉しさを向上。

・SI-DRIVEの制御を最適化、一部仕様ではスポーティな加速とダイレクトな変速を愉しむことができるS#モード(スポーツシャープモード)を設定。

<アクティブに使いこなせる走破性>
・SUBARU独自の4輪駆動システム“シンメトリカルAWD”を採用し、雪道や泥道等の悪路から、濡れた道、高速道路といったさまざまな路面状況において安定した走行性能を提供。

・滑りやすい路面等で、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロールするX-MODEは制御を最適化することで悪路走破性を向上。また一部仕様では路面状況に合わせて2つのモードを簡単に切り替えられるスイッチを設定することで、ドライバーの安心感を向上。

・最低地上高はSUVとして十分な220mm(8.7in.)とし、斜面に乗り上げる時や斜面から平坦地に降りる時のアプローチアングル/ディパーチャーアングル、斜面や丘部の頂上を越える時のランプブレークオーバーアングル等も最大限確保。行動範囲を広げ、ゆとりあるロードクリアランスを実現。

<動的質感の向上>
・SUBARU GLOBAL PLATFORMの採用により動的質感が大幅向上。スムーズさや気持ち良さといった“感性の領域”における質感の高い走りを実現。

■クラストップレベルの総合安全性能
乗る人全員が安心して愉しむことができるクルマを目指し、緊急時のみならずあらゆるシーンにおいて安全で愉しいドライブを提供する、SUBARUの総合安全の考え方のもと、クラストップの安全性能を実現しました。

<乗り込んですぐに分かる優れた視界性能 ~0次安全~>
・アイポイントの高さから見晴らしがよく、ピラー形状の最適化によって死角を減らし、優れた視界性能を確保。

・シート形状やクッションの素材を最適化することで、ドライビング時の疲労を軽減。

<いざというときにも頼れる運動性能 ~走行安全~>
・意図したとおりにクルマをコントロールできる、アクティブトルクベクタリングを採用。

<先進安全装備の充実 ~予防安全~>
・SUBARU独自の運転支援システム“アイサイト”を全車に標準装備。

・後退時自動ブレーキにより、車両後退時の衝突回避または衝突による被害軽減を実現。

・後側方警戒支援システムにより、自車の後側方から接近する車両を検知。

・ステアリング連動ヘッドランプの設定により、明瞭な夜間視界を提供。

・ハイビームアシストにより、夜間走行時の視認性を向上。

・SUBARU初の“ドライバーモニタリングシステム”によりドライバーの脇見、居眠りを推定して注意を促すことで安全運転をサポート。

<クラストップレベルの乗員保護性能 ~衝突安全~>
・SUBARU GLOBAL PLATFORMにより、クラストップレベルの乗員保護性能を実現。

・高張力鋼板材比率を高めることで、衝突安全性能の向上と軽量化を実現。

・SRSエアバッグ(運転席/助手席)、SRSニーエアバッグ(運転席)、SRSサイドエアバッグ/SRSサイドカーテンエアバッグ、合計7つのエアバッグを全車標準装備。

*3:Human Machine Interface
*4:Apple CarPlayは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標
*5:Android AutoTMは、米国およびその他の国で登録されたGoogle Inc.の商標

【新型フォレスター(米国仕様)の主な仕様】
ボディサイズ:4625×1815×1730mm *6
ホイールベース:2670mm
最低地上高:220mm
エンジン:FA25型 2.5L水平対向4気筒DOHC 16バルブAVCS直噴
 排気量:2498cc
 ボア・ストローク:94×90mm
 出力:182hp/5800rpm
 トルク:176lb-ft/4400rpm
 燃料タンク容量:63L
 燃料種類:87AKI
トランスミッション:リニアトロニック*7
駆動方式:シンメトリカルAWD
タイヤサイズ:225/60 R17、225/55 R18
乗車定員:5名

*6:ルーフレールを除いた全高:1715mm
*7:リニアトロニック:フル電子制御自動無段変速(CVT)