その後も、2009年香港の夏イベント「Solar Project 2009」に名誉大使として参加、2011年には北京で初めて開催された「TGC GIRLS COLLECTION in Beijing」に日本代表アーティストとして出演、同年日中友好40周年記念映画「明日に架ける愛」の主題歌も務め、同映画のメインキャスト、アレックス・ルーとのコラボレーション楽曲「Brave your Heart」を、北京国家体育場(鳥の巣スタジアム)で行われた中日韓友好音楽祭や、東京国際映画祭で披露している。
さらには2012年4月13日にマカオで開催されたアジアの音楽祭「2012 Channel[V]“Migu” Chinese Music Award」にて、「The Most Popular Asian Influential Japanese Singer」(アジアで最も影響力のある日本人歌手)を受賞。その後も数々の海外イベントに招待され、2016年には中国最大手のポータルサイトであるSina社が開催する音楽の授賞式典「FRESH ASIA CHART AWARD」にて“アジアで最も影響力のある日本人歌手”として「最優秀海外特別アーティスト」を受賞した。
2017年11月10日、都内で開かれた「第25回 CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」TOKYOSMARTCAST×SMG RADIOの共同記者発表で招聘が発表された際は、招待状を授与され、「この度は大変栄誉あるアワードにお招き頂き、とっても嬉しく光栄に思います。日本人として初ということで、全力で楽曲を届けられるようにしていきたいです」とコメントした倉木。「空港でも歓迎頂いたり、ライブでは一緒に歌って頂いたりと、中国の皆さんに自分も元気を貰っています。日本語で声をかけてくださったり、日本のファンと交流を深めてくれている方もいて嬉しいです」と中国のファンへの感謝を語っていた。
「第25回 CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」では一流アーティストだけが歩くことを許されたレッドカーペットに美しいピンクのドレスで登場、中国名で名前が呼ばれると悲鳴にも近い歓声が上がった。多くのメディアのフラッシュを浴びる中、手を振り応える倉木。日本代表としての登場感をしっかり上海の地に刻んでいった。
そして開始された「第25回 CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」。倉木はステージで昨年の大ヒット曲「渡月橋 ~君 想ふ~」「Time after time ~花舞う街で~」の2曲を披露。和風な要素も取り入れられながら異国情緒あふれる豪華絢爛な演出で、「渡月橋 ~君 想ふ~」では着物風の真っ赤な衣装を身にまとった16名ものダンサーが傘や扇子の舞で彩りを添え、続く「Time after time ~花舞う街で~」では巨大LEDで美しく舞う桜の中、ブランコが登場。倉木を高く吊りあげるという驚きの演出も加わった。最後は桜色の花びらがステージ上を舞い、LEDの花吹雪と融合した幻想的な空間に。圧巻のパフォーマンスは、この日一番のゲストとして招かれるに値する、いつまでも余韻を残す華やかなステージとなった。
こんにちは、倉木麻衣です。(大歓声に)ありがとうございます。今日は「CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」に初めての日本人としてお招きいただき、とても光栄に思っています。(中国語)
本当に素晴らしい「CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」にお招きいただき、とても嬉しく思います。またSMGの皆さん、TOKYOSMARTCASTの皆さんに心から感謝しています。本当にあたたかく迎えてくださっているファンの皆さんにいつも応援してくださって本当にありがとうございます。歌手として長年続けてこれてよかったと思える瞬間です。本当にありがとうございました。