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スーパーフォーミュラ富士テスト初日午後:国本が最終アタックで首位奪取

2018年03月28日 19:01  AUTOSPORT web

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国本雄資/P.MU/CERUMO・INGING
3月28日、富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テスト午後のセッションが行われ、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が1分22秒168でトップタイムをマークした。

 14時から始まった午後のセッションに参加した顔ぶれは午前と変わらず。TEAM MUGENの15号車も福住仁嶺が走行した。天候は午前よりも暖かくなったものの、やや風が吹くコンディション。

 開始20分ほどで上位のドライバーたちが1分23秒をマークする。その後は淡々と走行が重ねられ、タイムは大きく更新されることなくセッション終盤に突入していった。

 しかしセッションスタートから1時間30分をすぎたところで、赤旗提示。これは、それまで2番手を走っていた山本尚貴(TEAM MUGEN)が100Rでコースアウトしマシンを止めたことが原因で、約15分にわたりマシン回収のためにセッション中断となる。この時点で、トップの平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)を含め1分23秒台にとどまっていた。

 セッション再開後、午前のセッションと同様に各ドライバーがアタックを開始。まず石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がタイムを更新。このセッションで初めて1分22秒台を記録してトップに立つ。

 さらにルーキーの福住、山下健太(KONDO RACING)がリーダーボードのトップを奪い合うが、そんななか国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が最後のアタックで1分22秒168をマーク。初日午後のセッションを首位で終えた。

 2番手には山下、3番手には福住がつけ、石浦は午前のセッションと同じ4番手、5番手には塚越広大(REAL RACING)が続き、午前のセッションでトップだった関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は7番手、ルーキー勢としては松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が11番手、ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が9番手に食い込んだ。