5代目となる新型RAV4は、“Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive”(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)を開発コンセプトに設定し、お客様の好奇心を刺激し、新たなライフスタイルを切り拓くきっかけとなるクルマを目指しました。
運動性能では、トヨタのクルマづくりの構造改革である“Toyota New Global Architecture(TNGA)※2”に基づく新プラットフォームの採用を通じて、ボディの高剛性化・低重心化を図っているほか、さらなる燃費性能と高い操縦安定性・走破性を目指して開発した新4WDシステム“ダイナミックトルクベクタリングAWD”(ガソリン車)および“新型E-Four”(ハイブリッド車)をトヨタで初めて採用し、乗り心地を犠牲にせずに、どのような路面でも意のままに走行できる操舵性と走行安定性を実現しました。
パワートレーンには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン“Dynamic Force Engine(2.5L)”、8速トランスミッション“Direct Shift-8AT”、2.5Lハイブリッドシステム(THS II)を設定。エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上およびトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させました。
Toyota Safety Senseには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る“プリクラッシュセーフティ”、前方車両の追従走行を支援する“レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)”、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する“レーントレーシングアシスト(LTA)”、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付きの“レーンディパーチャーアラート(LDA)”、夜間の前方視界確保を支援する“オートマチックハイビーム(AHB)”、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す“ロードサインアシスト(RSA)”などが含まれています。