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グランプリのうわさ話:フォース・インディアの買収交渉が破談、チームの財政状況に影響か

2018年03月28日 12:31  AUTOSPORT web

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フォース・インディア
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。 

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 エナジードリンク会社のリッチエナジーを中心とするコンソーシアムと、フォース・インディアオーナーのビジェイ・マリヤとの間で行われていたチームの買収交渉が、シーズン開幕の2週間ほど前に破談になっていたことが、メルボルンの週末に明らかにされた。

 両者はマリヤとロイ・スブラタが所有するチーム株式の譲渡について、数カ月前から交渉を行っており、株の売却が決まれば、リッチエナジーが新たなチームオーナーになるはずだった。

 だが、マリヤとスブラタは、彼らが所有するフォース・インディアの株式の42.5%について、2億5000万ユーロ(約329億円)以下では売れないと主張し、この取り引きは成立しなかった。

 マリヤとスブラタは、すでに自分たちではチームに資金を供給できず、マリヤは逆にチームに現金を都合してもらっているほどだという。このため、フォース・インディアの財政は決して楽な状態とは言えず、その直接的な影響として、オーストラリアで導入される予定だったVJM11の開発部品は、一部が先送りされている。

 フォース・インディアは、2017年シーズンをトップ3に次ぐコンストラクターズ選手4位で終えた。そのチームを高く売りたい気持ちは分からないでもないが、強気に出すぎて交渉が決裂したのでは元も子もない……。

続きはF1速報WEBで掲載中

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