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中川大志、北村匠海に続く先輩役・古川毅に注目! シーブリーズCMで描かれる青春物語

2018年03月28日 07:12  リアルサウンド

リアルサウンド

 じわじわと汗をかき始めるこの季節、いまや風物詩ともいえる資生堂『SEA BREEZE(シーブリーズ)』の新CMがオンエア。今年は爽やかなテニス部の先輩後輩を描いており、ラストに訪れる「好きになっちゃいそう」という衝撃的なセリフが早くも話題になっている。と同時に「イケメン」と注目を集めているのが、先輩役を演じる古川毅だ。


参考:【動画】「デオ&ウォーター/ボディシート 近づく距離」篇 ロングver.|SEA BREEZE


 デオドラント製品の発売は1996年だが、現在のような高校生を主役とした青春CMのスタートは2007年。堀北真希が瑞々しく女子高生を演じており、その後は、北乃きい×林遣都、川島海荷、三吉彩花らが、キラキラとしたCMを彩ってきた。


 そして、2015年に放送されたのが広瀬すず×中川大志のテニス部を舞台にしたどストレートな胸キュン物語。ナオト・インティライミの「いつかきっと~、伝えたい」というキャッチーなフレーズをバックに響いた、「広瀬、付き合ってよ……サーブの練習なっ」という中川の思わせぶりなセリフは、今でも記憶に新しい。


 2016年には、キャストはそのままにサッカー部の先輩とマネージャーという関係にチェンジ。広瀬の同級生として松岡広大が加わり、三角関係に発展することで中川が自分の恋心に気付くという展開だった。さらに2017年には、舞台をダンス部に移し、広瀬&中川の後輩としてDISH//の北村匠海&佳島みさが登場。憧れの先輩のせいで練習に集中できないという、高校生の恋愛ならではの絶妙な距離感が描かれた。


 CM出演以降の中川の活躍は言うまでもなく、北村も昨年公開された映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど大ブレイク。今では『シーブリーズ』CMは“若手俳優の登竜門”となり、そんなCMに今年抜擢されたのが、ミクスチャー系ユニット・SUPER★DRAGON(通称・スパドラ)のメンバーとしても活躍中の古川毅である。


 スパドラではボーカル、ラップ、ダンスを担当するオールラウンダーで、2018年1月に発売したシングル『Monster!』がオリコンデイリーチャート1位を獲得。一方、182cmという高身長と端正なルックスを生かし、誌面やファッションショーにモデルとして出演。さらには俳優として、2017年に『義風堂々!!』で初舞台、今年夏には映画『兄友』でスクリーンデビューを控える注目株だ。


 現在放送されているCMは、「デオ&ウォーター/ボディシート 近づく距離」篇。テニス部の後輩・池間夏海とミックスダブルスの練習を終え、デオ&ウォーターを差し出す古川。戸惑う池間はボディシートにデオ&ウォーターをかけ、「知ってました? こうすると、香りが変わるんです」と返すのだが、そんな彼女の腕をグッと掴み、「ほんとだ。好きになりそう」とまさかの急展開。憧れの先輩からそんなことされたら……と、現役学生はもちろん、青春時代を思い出してアラサー筆者も心臓が止まるほどの破壊力。汗を抑えるどころか、より一層汗をかいてしまいそうな仕上がりだ。


 突然腕を掴むという急展開に否定的な声も上がっているのだが、あくまで“憧れの先輩”というバックグランドがあってこその物語。まったく好意を抱いていない相手ではないことは明らかで、そこにツッコみを入れるのもどうしたものか。無粋なことを言わず、憧れの先輩に「好きになりそう」と告げられるという“胸キュン”を素直に楽しんだほうが、何倍も幸せである。


 ちなみにWEBでは限定ロングバージョンも配信されており、ショートバージョンでは伝わりきらない池間の恋心がバッチリと映し出されている。『シーブリーズ』の季節は、まだまだこれから。今後、古川&池間の恋愛は進展していくのだろうか。初々しい2人の演技、そして物語の行方にも注目だ。


(nakamura omame)