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未来をつかめ! 鈴鹿サーキットレーシングスクール新入生・継続生45名が入校式に臨む

2018年03月27日 21:11  AUTOSPORT web

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SRS-Formulaの受講生たち
3月26日、鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)の入校式が行われた。SRS-Moto ベーシック15名、アドバンス6名、SRS-Kartが12名、Formula Challengeが4名、SRS-Formula Advanceは選抜を勝ち抜いた8名と、計45名が入校した。

 国内外で活躍するトップドライバーたちがこれまで巣立ってきたSRS。桜が咲きはじめ暖かな陽気となった26日、それぞれの夢に向かって進む第一歩を歩みはじめるべく、入校式に臨んだ。

 入校にあたり、SRS-Motoの岡田忠之校長からは講師になんでも聞いてどんどんステップアップをすること、またKart、Formula Challenge、Formulaの中嶋悟校長からは、今年開催された冬季オリンピックの話題から、“心・技・体”そろった状態であることの重要性がモータースポーツにも通じること、ただ速くなるというだけでなく、自分が発する言葉や行動も大事であるといった話がされた。

 入校式の後は記念パーティを行い、それぞれ今年掲げている目標を壇上にて表明。そしてそのままカリキュラムがスタートし、Motoベーシックの生徒はさっそく場内施設の交通教育センターでバイクの基本練習に取り組んだ。

 また、KartとFormula Challengeの生徒はメンテナンス講習、サーキットライセンス講習、その後は中野信治講師から講義をうけ、継続生、新入生も熱心に聞き入る場面も。

 今季はSRS-Formulaには1998年以来20年ぶりの女性生徒となる、20歳の小山美姫が選抜を勝ち抜き入校するなど話題も多い。SRS-Kartでは、2年目となる12歳の荒尾創大が先日行われた鈴鹿選手権シリーズ第2戦J-RMCクラスで優勝を飾っている。また、鈴鹿サンデーロードレース第1戦のJ-GP3クラスでは、Motoアドバンス2年目の14歳・細谷翼がナショナルライセンスでありながらポール・トゥ・ウインを飾った。

 これからスクール生たちはカリキュラムをこなしながら、将来に向けたスカラシップ獲得を目指し切磋琢磨していくことになる。このなかから、未来のトップドライバーが生まれてくるはずだ。