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ハースF1、チームのマシンは「2017年型フェラーリのクローン」との揶揄を一蹴

2018年03月26日 15:01  AUTOSPORT web

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ハースF1はチームのマシンが「フェラーリのクローン」だという意見に反論した
ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、チームのマシンVF-18は2017年型フェラーリのクローンにすぎないという意見を一蹴した。

 2016年にF1に参入したハースはフェラーリと密接な技術提携関係にあり、パワーユニットだけでなく、ドライブトレインやリアサスペンションの一部といったパーツの提供も受けている。

 VF-18のボディワークはフェラーリSF70Hに由来するもののようにも見える。マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ハースのマシンを「フェラーリのクローン」と評しており、これがシュタイナーの怒りに火をつけた。

「話す前に、何を言おうとしているのかを考えるべきだ。誰もが自分の意見を持っているし、私だってそうだ。自分たちの成果を誇りに思っていい。できないことや、やるべきではないことをしているわけではない」とシュタイナーは述べている。

 ハースのドライバーであるケビン・マグヌッセンは、マクラーレンのMCL33と比較してVF-18のパフォーマンスが印象的であったために、アロンソはただ羨んでいるのだと考えている。

「僕らが彼の前につけたことには、もちろん苛立っているだろうね。僕はマクラーレンにいたことがあるから、彼らのインフラも見てきている。それを僕らの持っているものと比べたら、腹も立つだろう」とマグヌッセン。

 チームメイトのロマン・グロージャンは、ハースのマシンと昨シーズンのフェラーリのマシンが類似していることは当然だと話す。

「僕らは同じギヤボックスとサスペンションを使用している。サスペンションが空気の流れを決めることは、誰もが知っている。シーズンが長く進むにつれ、トップチームとの差は大きくなるだろう。トップチームにはついていけないよ」