トップへ

NASCAR:第6戦マーティンズビルが雪で現地月曜に順延。「幹線道路の除雪や倒木除去を優先」

2018年03月26日 14:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

雪に見舞われたマーティンズビル・スピードウェイ
モンスターエナジーNASCARカップの第6戦マーティンズビルが降雪を理由に順延された。

 当初、現地3月25日(日)にマーティンズビル・スピードウェイで決勝レースが開催予定だったNASCAR第6戦。しかし、決勝前日の土曜日午後に雨が降り始め、併催レースのNASCARキャンピング・ワールド・トラックシリーズが決勝レース23周終了時点で中断されていた。

 その後、現地夜に雨から雪に変わり、日曜朝には降り止んだもののサーキットのあるバージニア州マーティンズビルでは3インチ(約7センチ)、多いところで6インチ(約15センチ)の積雪が観測されている。

 サーキットも雪に覆われたためNASCARとサーキットは日曜日に予定していたすべてのセッションを順延すると決定。キャンピングトラック戦は現地3月26日(月)の11時に24周目から、NASCARカップ戦は同日14時から開始されることとなった。  

 NASCARのスティーブ・オドネル代表は自身のTwitter上で「予想よりも降雪量が多かった」と、順延の理由を明かしている。

「地元当局と話し合った結果、除雪車や人員は幹線道路の除雪や倒木の除去にあてることになった」

「ダブルヘッダーとなる月曜日を素晴らしい1日にする。こういった決断はつねに難しいものだが、正しいものだと信じている」

 なお、NASCARカップ第6戦については土曜午後に予定されていた予選セッションが中止されたため、決勝レースのグリッドはオーナーズポイントランキング順となり、2017年チャンピオンであるマーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)がポールシッター。フロントロウにはカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)がつける形となる。