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ホイール装着ミスのハースF1、大量ポイント逃し、130万円の罰金も

2018年03月26日 11:31  AUTOSPORT web

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2018年F1第1戦オーストラリアGP ロマン・グロージャン(ハース)
2018年F1のダークホースとみなされ、開幕戦オーストラリアGPでは入賞確実と思われたハースだが、ピット作業時のトラブルにより、2台揃ってリタイアという結果に終わった。

 決勝序盤、ケビン・マグヌッセンは4位、ロマン・グロージャンは5位を走行していた。しかし22周目にマグヌッセンがピットイン、コースに復帰してすぐにホイールのひとつがきちんと装着されていなかったためにコース脇にマシンをとめた。さらにグロージャンが24周目にピットストップした時にも同様のことが起こり、これがバーチャル・セーフティカー導入につながった。

 後にチーム代表ギュンター・シュタイナーは、2台ともナットが斜めになりホイールがきちんと固定されなかったと説明した。

「ひどいピットストップだった」とシュタイナーはF1公式サイトに対して語っている。

「ホイールナットが斜めになり、ホイールが固定されなかった。しかしメカニックはきちんとはまったように感じたのだ」

「2回のストップで同じ問題が起きたというのが信じがたい。だが現実にそういうことが起きた」

「本当に期待外れの一日になってしまった。ペースはよかったのだが」

 この問題が起きた一因として、シュタイナーはピットストップ練習が十分に行われなかったことを挙げ、次戦バーレーンの前に練習し、対策する予定であると語った。

 ハースはこの2回のアクシデントについて、危険なピットリリースを行ったと判断され、合計1万ユーロ(約130万円)の罰金を科された。