2018年F1オーストラリアGP決勝で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは5位だった。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝5位
この数年、困難な時期が続き、この冬もとても苦労した。ルノーエンジンへの変更が決まったのがかなり遅い時期だったから、非常に短期間でリヤエンドの一部を設計し直さなければならなかったんだ。でも開幕戦で2台揃ってポイントを取り、ひとりはトップ5に入れた。
僕らはこの結果を誇りに思っていい。でもマクラーレンにはこれからもっと向上するポテンシャルがある。今日はこのパッケージの力をすべて引き出したわけではないし、能力を最大限に活用したわけでもない。まだルノーとの初めてのレースを1戦終えたに過ぎない。次の数戦にアップデートを導入する予定だから、今後は前のグループとの戦いに目を向けていくことができるだろう。次のターゲットはレッドブルだ。
前にも言ったとおり、僕らにとってこのレースでのパフォーマンスはシーズンのなかで最低レベルであり、これからは良くなる一方だ。
もちろん今日の僕らは運がよかった。ハースが2台リタイアし、カルロス(・サインツJr.)がターン9でコースオフし、セーフティカーの際に(マックス・)フェルスタッペンの前に出ることができた。つまり運が味方してくれる形で4つポジションを稼いだわけだ。
それは間違いないが、僕らがミスを一切犯さず、すべての状況を最大限に活用したことも確かだ。チームが完璧な仕事をしてくれた。
(Express紙に対して語り)ほぼ予想していたような結果だ。僕らのレースペースは強力だと分かっていた。予選よりも優れているとね。
終盤20周にわたって、フェルスタッペンから攻撃を受け続けた。でもなんとかポジションを守り切れたよ。
ハッピーだ。チームの皆はとてもいい仕事をしてくれた。わずか2、3カ月で新しいパワーユニットに載せ替え、冬の間にマシンの一部を設計し直した。
そうしてここまで来た。2台揃って入賞したし、僕自身は5位を獲得した。いいスタートを切ることができたからうれしい。
これから良くなっていく一方だ。このマシンには大きなポテンシャルが秘められていて、それをこれから引き出していかなければならない。
(Sky Sportsに対して語り)今はレッドブルとのギャップは大きい。メルセデス、フェラーリ、レッドブルは完全に別のグループだ。
マクラーレンもそこに入って行きたい。数戦後には中段グループのことを忘れて、トップ3チームのグループの方に目を向けることができると思う。